「バレエナビ」一覧
海外のバレエレポート25(フランス)≪YAGPフランス予選≫
【ユース・アメリカ・グランプリヨーロッパ予選に参加して来ました】 今回は個人的ではありますが、次女10歳10ヶ月がどのようにこのコンクールに参加しようとしたか? ということもちょこっとお話しさせてください。 <どの部門に参加するか?> 去年はクラシックとコンテンポラリーの2部門で参加しました。 クラシックは課題バリエーションの中から<Princess Florine Sleeping Be...
海外バレエレポート(イタリア)10ミラノ・スカラ座「マノン」
10月27日、今シーズン最後の演目の「マノン」に足を運びました。「マノン」は「ロメオとジュリエット」と共に、スコットランド人振付家ケネス・マクミランが手掛けた傑作。1974年3月7日にロイヤルオペラハウスで初演されたました。マクミランの師は「オネーギン」の振付家ジョン・クランコ。「椿姫」を代表作に持つノイマイアーもクランコの下から巣立った1人です。 @Marco Brescia e Rudy Am...
海外バレエレポート24(フランス)フランスのコンクール事情
【コンクールへの出場、スカラシップを考える】 みなさんはなぜ子供達をコンクールに出場させるのでしょう? 我が家の場合、参考になるかわかりませんが、一例としてお話しさせてください。 コンクール出場に関して、まさか自分の子達がアメナジェに通いながらプロのバレエダンサーを目指すとは正直思っていなかったので、何の疑問も持たずに最近まで過ごしていました。先生がおっしゃる通りに我が家の長男と次女は、年間7...
海外バレエレポート(イタリア)9ミラノ・スカラ座「ドン・キホーテ」
大分前の話になりますが、7月16日、夏のヴァカンス前の最後の演目「ドン・キホーテ」を見にスカラ座に足を運びました。 今回の「ドン・キホーテ」も、スカラ座ではもはや定番になっているヌレエフ版。オリジナルの「ドン・キホーテ」とは何もかもが大きく異なるので、好みが分かれるところです。ただ客観的に見て、ヌレエフ版は、音楽・振付・話の運び、全ての要素において“ごちゃごちゃ感”が否めないのは確かではないでしょ...
海外バレエレポート23(フランス)≪age International de l’Ete de la Danse COMMERCY / ローレンヌ地方コメルシーの夏のワークショップ≫
【今年の夏で29回目を迎える<Stage International de l’Ete de la Danse COMMERCY>夏のワークショップに長男が参加してきました】 夏のスタージュは有名なのはリヨンの<Academie de Ballet NiniTheilaia>、シャトウルウのSTAGE INTERNATIONAL DE CHATEAUROUX>、ビアリッツの<Academie In...
海外バレエレポート22(フランス)≪CONCOURS INTERNATIONAL ODYSSEE DE LA DANSE≫
【少し前のことですが、リヨン郊外で開かれた国際コンクールに参加してきました】 会場がどの駅からもアクセスが悪く、車を持っている家族は自家用車で、そうじゃない家族はレンタカーで、学校単位でバスをチャーターしてと親掛りの参加でした。 このころのパリからリヨンへの高速道路からは、真っ黄色な菜の花畑が見ものです。 フランスで開かれるコンクールでYAGPが難易度と参加国が一番多いのですが、このオデッセ...
海外バレエレポート(イタリア)8ヌレエフ生誕80周年・逝去25年記念ガラ公演「Serata Nureyev」
今回は5月26日に足を運んだ、ヌレエフ生誕80周年、そして逝去から25年を記念して行われたガラ公演「Serata Nureyev」、すなわち「ヌレエフの夕べ」についてレポートしたいと思います。 ガラ公演はスカラでは珍しく、個人的には初めて足を運びました。 まずプログラムをご紹介。前半は、スカラ座のゲストプリンシパルで世界的プリマドンナであるスヴェトラーナ・ザハーロワ(オーロラ姫)とパリ・オペラ座の...
『横浜バレエフェスティバル2018』出演!柳本雅寛×八幡顕光インタビュー。クラシックダンサーとコンテンポラリーダンサー、ふたりの男が繰り広げる注目の最新作。
『横浜バレエフェスティバル』ではすっかりお馴染み、男たちによるユーモアたっぷりのステージで会場を沸かせる柳本雅寛作品。今年はパートナーにロサンゼルスバレエ ゲストプリンシパルの八幡顕光さんを迎え、本公演のために創作された最新作を披露します。ヨーロッパ仕込みのコンテンポラリーダンサーと、生粋のクラシックダンサーが描く作品世界とはーー。おふたりに意気込みをお聞きしました。 ——『横浜バレエフェスティ...
海外バレエレポート(イタリア)7「Jas Art Ballet」『Ravel Project』
今回は、創立されてからまだ数年で、イタリア国内での地位を既に確固たるものにしたといっても過言ではない、新しいタイプのバレエカンパニー「Jas Art Ballet」のミラノ公演についてレポートしたいと思います。 Borelo(ph)Jas Art Ballet 「Jas Art Ballet」は、スカラ座の元エトワールのカップル、サブリナ・ブラッツォSabrina Brazzoとアンドレア・ヴォル...
海外バレエレポート(イタリア)6 ミラノ・スカラ座バレエ団 『Balletomani』(海賊)
5月18日に足を運んだスカラ座のバレエ公演は「海賊」 これはまさに『Balletomani(バッレットーマニと読み、イタリア語でバレエマニアを指す)』のためにあるような演目で、一応筋はあるもののそれ自体にそれほど意味はなく、音楽も複数の作曲家の音楽の寄せ集め。つまり実質は、テクニックの見せどころのオンパレードにしかすぎません。オペラで言えば、レチタティーヴォはあるものの、基本的にはアリアと重唱の連...
パリオペラ座バレエ学校のスペクタクルレポート
【オペラ座バレエ学校のスペクタクルがパリのガルニエ宮で開催され、2018年4月18日(19:30開演)に伺いました】 3部構成で、1作品目がSUITE DE DANCESという40分の長めの作品。2作品目はキリアン振り付けのUN BALLOという12分の短めの作品。3作品目はノイマイヤー振り付けの35分の作品。 2作品目と3作品の、世界的な振付家の作品を「10代の学生達が」「あのガルニエの舞台で...
海外バレエレポート(フランス)21 《冬のワークショップ L’ECOLE DU BALLET DU NORD》
【3月、少し前になってしまいましたが長男がコンクールでいただいた副賞のワークショップに参加しきました】 パリからTGVで1時間ちょっとのフランスの北の街LILLE近郊に6日間滞在です。 L’ECOLE DU BALLET DU NORDはダンスカンパニーも持っていて、定期的に公演をしています。芸術の街LILLEの人々に愛されているカンパニーです。 カンパニー付きのバレエスクールだけあって、最終日に...
海外バレエレポート(イタリア)5ミラノ・スカラ座バレエ団 『Mahler 10』、イリ・キリアン『Petite Mort』、モーリス・ベジャール『Boléro』
今回のスカラ座公演は、3つの短めのコンテンポラリー作品から成るプログラム。スカラ座からカナダ人の若き女性振付家アジュール・バートンに委託された新作「Mahler 10」、イリ・キリアンの「Petite Mort」、モーリス・ベジャールの「Boléro」の3作が上演されました。 まず始めに、この3作品を通して見て、改めて強く思ったことは、コンテンポラリー作品とクラシック作品には、完全に異なる資質が必...