NDT(ネザーランド・ダンス・シアター) 刈谷円香インタビュー!
2019年のNDT来日ツアーに続き、5年ぶり二度目の日本公演に参加されます。 NDTのメンバーとして日本で踊ったのは前回の日本ツアーがはじめてでした。あの時はNDT1に入って2シーズン目だったので、まだまだ若手という感じで、先輩ダンサーたちの中で踊っていた印象があります。あれから4年半が経ち、カンパニーもレパートリーもメンバーも大きく変わりました。 日本ツアーのプログラムはオランダでも今シーズン...
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2019年のNDT来日ツアーに続き、5年ぶり二度目の日本公演に参加されます。 NDTのメンバーとして日本で踊ったのは前回の日本ツアーがはじめてでした。あの時はNDT1に入って2シーズン目だったので、まだまだ若手という感じで、先輩ダンサーたちの中で踊っていた印象があります。あれから4年半が経ち、カンパニーもレパートリーもメンバーも大きく変わりました。 日本ツアーのプログラムはオランダでも今シーズン...
シュツットガルト・オイリュトミウム入学時35歳。高校を卒業したての若い同級生たちに囲まれ、オイリュトミーを基礎から学ぶ。 オイリュトミーの学校はヨーロッパにたくさんあり、なかでも私が入学したシュツットガルト・オイリュトミウムは有名な学校のひとつでした。日本でいうところの専門学校で、ヴァルドルフ学校を卒業した人も来れば、ダンスを学びたいと来る人もいたりと、いろいろな人がいろいろな動機で入学します。学...
フライブルクからシュツットガルトへ居を移し、シュツットガルト・オイリュトミウムに入学。オイリュトミーの名門校で学び、舞踏からオイリュトミーの世界に移行していく。 シュツットガルトはドイツ有数の大都市で、フライブルクから200キロほど北に位置しています。私には手持ちのお金がなく、飛行機代だけ調達してとりあえずシュツットガルトへ向かいました。 ドイツへ行ったときもそう。私は財産というものを全然持ちあわ...
7月20日~24日に韓国ソウルの芸術の殿堂オペラ劇場で、パリ・オペラ座バレエ団のエトワール(パク·セウン、オニール八菜、レオノール・ボラック、ヴァランティーヌ・コラサント、ポール・マルク、ギョーム・ディオップ)、ロクサーヌ・ストヤノフ、トマ・ドキール、ジェレミー・ルー・ケール、アントニオ・コンフォルティと所属ダンサー10人が出演するパリ・オペラ座バレエ団エトワールガラ2024inソウル公演が開催さ...
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谷桃子バレエ団の75th Anniversaryガラ「TMB HISTORY GALA PERFORMANCES」で、『ジゼル』と『瀕死の白鳥』を踊ります。配役されたときの心境はいかがでしたか? 大塚>もうびっくりでした。どちらも難しい作品ではあるけれど、白いバレエが好きなので、すごくうれしかったです。 『ジゼル』は地元の小さなガラコンサートで踊ったことがありました。でもそのときは2幕だけだったの...
1979年5月、エドガー・アラン・ポーを題材に舞踏作品集Ⅲ『死美人』(シューベルト)を日比谷第一生命ホールで上演。渡欧前の最後の公演となった。 『死美人』のベースになったのが、アメリカの作家エドガー・アラン・ポーの作品でした。三島由紀夫は小説を書くときまず結末を決めていて、そこに辿りつくように物語を構成していたと聞いたことがありますが、ポーもそう。例えばポーの代表的な詩『大鴉』にしても、“この言葉...
今年4月、設立20周年を迎えたNoism。この20年を振り返り、現在の心境をお聞かせください。 あっという間だったというか、意外と短かった感じがします。もちろんその時々で苦しかったことや面白かったこと、いろいろ覚えてはいるけれど、でもそれは昨日のことのようであり、ある意味他人の人生のようでもある。20年というと相当な時間だけれど、20年間がむしゃらにやってきたので、もう20年か、という感覚があって...
「TMB HISTORY GALA PERFORMANCES」で、『リゼット』『ドン・キホーテ』『シンデレラ』の三作品に出演します。配役されたときの心境をお聞かせください。 森岡>配役表を見たときはもうドキドキでした。最初に『リゼット』に名前があるのを見つけて、“やった!”と思って。70周年記念公演のとき『リゼット』の全幕を上演していたのを見て、すごく可愛らしい雰囲気で、私も踊ってみたいと思ってい...
1980年2月、シュツットガルト・トリュビューネでヨーロッパ初のソロダンス公演を開催。『物質の未来』の4年後、二度目の『第九』を踊る。 ドイツに行った翌年、再び『第九』を踊っています。会場のシュツットガルト・トリュビューネは小さな演劇の劇場で、私にとってヨーロッパでの初のソロ公演でした。ここで私は『第九』を踊ろうと決めた。けれどそれをトリュビューネの劇場主に伝えたら、「『第九』だけは絶対にやめてく...
6月に開催を迎える75周年記念ガラ公演「TMB HISTORY GALA PERFORMANCES」。一般販売当日に早くもソールド・アウトするなど、大きな反響を呼んでいます。 髙部>もう嘘のようでね。4月3日にファンクラブとYouTubeのメンバーシップを対象に先行販売をしたら、そこで半分以上が売れてしまって。一般販売はその3日後で、4時間半で完売することができました。販売時は900人以上の待ちに...
今年4月、設立20周年を迎えたNoism。この20年を振り返り、今の心境は? 現在のNoismと20年前の違いをどう考えますか? 20年といっても一瞬でしたね。29歳で芸術監督になり、30代を経て、40代ももうすぐ終わり。今年で50歳です。本当にあっという間だった気がします。 現在のNoism1メンバーを見ていると、すごく若いなと感じます。年齢的にも若いし、ジェネレーションも二回り違うので、本当に...
“ダンス・パートナー”とのタッグで 首藤さんとの二度目のタッグは2010年の『時の庭』。会場は神奈川県民ホールのギャラリーで、美術家の佐藤恵子さんのインスタレーションとコラボレートした作品です。 出演は私と首藤さん、あと青木尚哉さんのトリオで踊っています。青木さんは彩の国さいたま芸術劇場で上演した初期の振付作『Lost Things』(2003年)に出てもらっていて、その後Noismでもご一緒した...
“ダンス・パートナー”とのタッグで 首藤さんとの二度目のタッグは2010年の『時の庭』。会場は神奈川県民ホールのギャラリーで、美術家の佐藤恵子さんのインスタレーションとコラボレートした作品です。 出演は私と首藤さん、あと青木尚哉さんのトリオで踊っています。青木さんは彩の国さいたま芸術劇場で上演した初期の振付作『Lost Things』(2003年)に出てもらっていて、その後Noismでもご一緒した...
1976年3月、九段会館で『トリスタンとイゾルデ』を上演。 1969年の『タンホイザー』に続き、『トリスタンとイゾルデ』でもワーグナーを踊っています。これらは私にとって特別な作品でした。 『トリスタンとイゾルデ』には二人の女性が出演しています。ワーグナーのテーマは男女の愛で、一番それがはっきり出ているのが『タンホイザー』と『トリスタンとイゾルデ』の二曲。音楽と感情の力が結びついているのがワーグナー...
1976年1月、ソロリサイタル『月読蛭子』開催。続いて4作のソロ作品を発表する。 天使館ができてからは、天使館公演として群舞作品を発表することが多くなりました。なかでも一番代表的な作品が『七つの封印』で、続いて翌年『伝授の門』を発表しています。再び本格的にソロの形態に戻したのが『月読蛭子』。この年は3月に『トリスタンとイゾルデ』、9月に『個的秘儀としての精霊舞踏のために』、12月に『物質の未来』と...
寛容な音律にのせて 帰国翌年の2008年11月、『The Well-Tempered』が大阪で初演を迎えました。野間バレエ団の委嘱作で、初演ではまず群舞作品として創作し、ダンサーは野間バレエ団の団員が出演しています。 Well-Temperedとは、古典調律の方法の一種。今はWell-Temperedで調律されている楽器はほとんどなく、完全平均律になっているけれど、昔は純正和音が大切にされていた時...
1972年8月、天使館公演『三つの秘蹟のための舞踏会』を開催。高橋巌と出会い、ドイツへの道が開かれる。 天使館公演『三つの秘蹟のための舞踏会』の会場は厚生年金会館で、そこに高橋巌さんが観に来られた。高橋さんはルドルフ・シュタイナーを日本に紹介した方で、高橋さんと出会ったのがヨーロッパに行くひとつのきっかけになりました。ただ実際にドイツに行くのはそれから10年ほど先になります。 日本にはどうして霊学...
1969年、ソロリサイタル『タンホイザー』を厚生年金会館で開催。リヒャルト・ワーグナーを初めて踊った。中西夏之が舞台美術として参加している。 『タンホイザー』のチラシに、澁澤さんが寄稿してくれています。「とどまるところなく分裂と背叛をつづけて行かねばならない私たちの生は、すでに観念にも絶望し、肉體にも絶望し……」とあります。当時はまさにそういう時代でした。“全ての出発を言葉ではなく身体からはじめる...
大学四年生のとき、ソロリサイタル『稚児之草子』を開催。世は学生運動が激化の一途を辿っていた。 東大安田講堂で学生がバリケードを組んで学校を占拠する事件、いわゆる東大紛争が起こり、学園闘争が激しさを増しつつありました。あちこちでデモが起きていて、学生たちが警察相手にゲバ棒を振り回しているような時代です。 私も同じ大学生ではあったけど、学園闘争には一切興味が持てずにいた。しらけているというか、そんなこ...
古典の名作『白鳥の湖』をもとに、森優貴さんが手がける『The Lake』。この大作に挑む心境をお聞かせください。 森>『白鳥の湖』全幕の演出振付をするのははじめての経験です。きっとこれは自分にとって一生に一度の経験になるでしょう。 私自身これまでいろいろな『白鳥の湖』を観てきたし、ダンサーとして踊ってもきました。いろいろな作品に触れてきたからこそ、音楽の捉え方やイメージは目をつぶっていても浮かんで...