【第72回】鑑賞のためのバレエ・テクニック大研究!-バランシン作品のシンメトリー
文/海野 敏(舞踊評論家) 第72回 バランシン作品のシンメトリー ■ジョージ・バランシン 前回(第71回)は美しいシンメトリーが現れる古典作品を紹介しましたが、じつはシンメトリーと聞いて筆者が真っ先に思いつくのは、ジョージ・バランシン(1904-1983)の振付作品です。 バランシンはディアギレフのバレエ・リュスで振付家として活躍した後に渡米し、のちのニューヨーク・シティ・バレエとなるバレエ団...
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文/海野 敏(舞踊評論家) 第72回 バランシン作品のシンメトリー ■ジョージ・バランシン 前回(第71回)は美しいシンメトリーが現れる古典作品を紹介しましたが、じつはシンメトリーと聞いて筆者が真っ先に思いつくのは、ジョージ・バランシン(1904-1983)の振付作品です。 バランシンはディアギレフのバレエ・リュスで振付家として活躍した後に渡米し、のちのニューヨーク・シティ・バレエとなるバレエ団...
「エスペール・バレエ・ガラ」が、2025年7月27日(日)に宇都宮市文化会館大ホールで開催されます。宇都宮市と公益財団法人うつのみや文化創造財団が主催する本公演のプロデュースを務めるのは、元英国バーミンガム・ロイヤル・バレエプリンシパルの厚地康雄さん。2022年の退団後は活動拠点を日本に移し、2023年に第16回宇都宮エスペール賞を受賞しました。本公演は宇都宮市で生まれ育った厚地さんが、受賞成果...
動画撮影・編集:バレエチャンネル編集部 2025年7月24日、新国立劇場バレエ団の英国ロイヤル・オペラハウス公演『ジゼル』が開幕する。初日を2日後に控えた7月22日(火)、ロイヤル・オペラハウスのクロア・スタジオにて、メディア・ショーケース(メディア向けのプレビューイベント)が行われた。 多数の現地メディアや日本の報道各社が集まるなか、まずは吉田都芸術監督が登場。2010年まで長きにわたりロイヤ...
動画撮影・編集:古川真理絵(バレエチャンネル編集部) 2025年7~8月、日生劇場ファミリーフェスティヴァル 2025が開催されます。1993年当時、開場30周年を迎えた日生劇場が「家族で本格的な舞台芸術に触れてもらいたい」という思いでスタートさせた企画で、現在は毎年約2万人の観客が劇場に訪れる人気イベントです。 今年のラインアップは、クラシックコンサート、舞台劇、バレエ、ミュージカルと、いずれ...
ダンスのプロリーグ「D.LEAGUE(Dリーグ)24-25」の5年目のシーズンが、2025年6月19日に開催されたチャンピオンシップ(CS)をもって、幕を閉じました。2024年10月のシーズン開幕から約半年間をかけて行われた全14ラウンドの〈レギュラーシーズン〉。その総合成績上位6チームがCSに出場し、今シーズンの覇を競いました。 寄稿は自身も複数ジャンルのストリート系ダンスを踊りこなす舞踊史家...
【記者会見ダイジェスト動画】 00:11〜 ロンドン公演にかける思い(吉田) 03:05〜 ロンドン公演にかける思い(吉田) 04:16〜 ロンドン公演で楽しみにしていること(米沢&井澤) 05:28〜 4月の「ジゼル」で全幕主演復帰。その時の心境は?(米沢) 06:56〜 ジゼルを踊るうえで変化はありましたか?(米沢) 07:39〜 今シーズン、海外で活躍するダンサーと共演して(井澤) 08...
動画撮影・編集:古川真理絵(バレエチャンネル編集部) 2025年7月12日(土)・ 13日(日)、東京シティ・バレエ団が韓国国立バレエ団と共に〈現代バレエⅠ「ショルツと韓国振付家」〉を上演します。 東京シティ・バレエ団は、カンパニーのシグネチャー的なレパートリーであるウヴェ・ショルツ作品を上演。音楽そのものをバレエダンサーの身体で視覚化するショルツの振付は、まさに“観る音楽”という表現がぴったり...
Noism0 + Noism1「アルルの女」新潟公演より photo: Shoko Matsuhashi 2025年7月11日(金)〜13日(日)、りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館の専属舞踊団〈Noism Company Niigata(ノイズム・カンパニー・ニイガタ)〉の埼玉公演が開催される。上演するのは2作品。金森穣演出振付による最新作『アルルの女』と、これまでオーケストラとの共演で上演を重...
2025年7月10~13日、KAAT神奈川芸術劇場にてダンス公演『ダンスマラソンエクスプレス(横浜⇔花巻)』が上演されます。本作は、KAAT神奈川芸術劇場とTJP(ストラスブール・グランテスト国立演劇センター)による日仏共同制作。TJPの芸術監督であり、2023年に同劇場で上演されたキッズ・プログラム『さかさまの世界』を手掛けた伊藤郁女(いとう・かおり)が演出・振付を担当し、アジアとヨーロッパのダ...
作・福永令三、絵・三木由記子によるファンタジー児童文学『クレヨン王国』シリーズ(講談社青い鳥文庫)。世代を超えて愛されるシリーズの第1作目『クレヨン王国の十二か月』を原作にした新作バレエが、2025年12月に上演されます。 ゴールデン王の治めるクレヨン王国は、色を失い、崩壊の危機に。シルバー王妃はひとりの少女を選び、一緒に12の試練に立ち向かう旅に出るーー。 ゴールデン王役を演じるのはK-BAL...
パリ・オペラ座――それは世界最古にして最高峰のバレエの殿堂。バレエを愛する私たちの聖地! 1661年に太陽王ルイ14世が創立した王立舞踊アカデミーを起源とし、360年の歴史を誇るオペラ座は、いわばバレエの歴史そのものと言えます。 「オペラ座のことなら、バレエのことなら、なんでも知りたい!」 そんなあなたのための、マニアックすぎる連載をお届けします。 「太陽王ルイ14世の時代のオペラ座には、どん...
パリ・オペラ座バレエ学校 ©Agathe Poupeney / OnP 世界のバレエ団で活躍する日本人ダンサーが新国立劇場に集うガラ公演「バレエ・アステラス 2025」が、2025年7月18日(金)・19日(土)に開催されます。 2009年よりスタートし、今年で15回目を迎える今回は、5か国8バレエ団で活躍する16名のダンサーが出演。古典からコンテンポラリーダンスまで、ダンサーそれぞれの魅力や個性...
©蓮見徹 2025年7月9日からミュージカル『ジェイミー』が開幕。東京建物 Brillia HALLを皮切りに、大阪と愛知の3都市で上演されます。 ミュージカル『ジェイミー』は、英国の公共放送局BBCのドキュメンタリー番組を基に制作された作品。ドラァグクイーンを夢見る高校生ジェイミーが、差別や偏見と闘いながら自分らしく生きていく物語です。2017年にシェフィールド劇場で初演され、ロンドン・ウェスト...
2024年のイベントより ©Ballet Channel 公益財団法人日本舞台芸術振興会 NBSが主催する夏の風物詩「めぐろバレエ祭り」が、今年も8月16日~24日の9日間、めぐろパーシモンホール全館で開催されます。 バレエチャンネルでは、今年も講師にタバマ企画主宰の田畑真希さんをお呼びして、バレエやダンス経験不問のキッズ向けワークショップ「からだであそぼう だれでもダンス☆」を行います。めぐろバ...
文/海野 敏(舞踊評論家) 第71回 シンメトリー ■さまざまな対称性 バレエ鑑賞では、コール・ド・バレエの配置でも動きでも、「シンメトリー」は美しさを感じるポイントです。シンメトリー(Symmetry)はギリシャ語の“syn”(同じ)+“metron”(測る)=“均等であること”が語源で、日本語では「対称」または「対称性」が同義語です。 人類の脳には、シンメトリーを本能的に美しいと感じる認知的...
【記者会見ダイジェスト動画】 00:10〜 ヒューストン・バレエの魅力 01:11〜 ヒューストン・バレエ『ジゼル』の特徴 03:03〜 スタントン・ウェルチ芸術監督よりビデオメッセージ 03:29〜 ジュリー・ケント芸術監督よりビデオメッセージ 04:40〜 アンバサダー野口さんのバレエの思い出 05:58〜 野口さんの好きなバレエ作品は? 07:17〜 野口さんが思うヒューストン・バレエの...
2025年6月27日(金)〜29日(日)、東京バレエ団が『ザ・カブキ』を上演します。会場は東京・初台の新国立劇場オペラパレス。 本作は20世紀を代表する振付家モーリス・ベジャールが、歌舞伎の『仮名手本忠臣蔵』をもとにして東京バレエ団のために創作した作品。現代の青年が 「忠臣蔵」の世界に迷い込み、四十七士のリーダー〈大星由良之助〉となって主君の仇討ちを果たすまでの物語です。由良之助役は同団プリンシ...
ウィーン国立バレエ専属ピアニストとして、バレエダンサーを音楽の力で支えている滝澤志野さん。 彼女は日々の稽古場で、どんな思いを込め、どんな音楽を奏でているのでしょうか。 “バレエピアニスト”というプロフェッショナルから見たヨーロッパのバレエやダンサーの“いま”について、志野さん自身の言葉で綴っていただく連載エッセイ。 日記の最後には、志野さんがバレエ団で弾いている曲の中から“今月の1曲”を選び、...
2025年4月24日から29日まで東京文化会館で開催された「上野の森バレエホリデイ2025」にて、「栗原ゆう×沖香菜子 オーロラトーク」(4/28)が行われました。 ゲストは英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団ファーストソリストの栗原ゆうさんと東京バレエ団プリンシパルの沖香菜子さん。栗原さんは6月20日から始まる英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団の日本公演で『眠れる森の美女』に主演予定、沖さんも...
バーミンガム・ロイヤル・バレエ「眠れる森の美女」より栗原ゆう(オーロラ姫)、ラクラン・モナハン(王子) ©Tristram Kenton 英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ(BRB)が、2025年6月20日(金)〜7月5日(土)、東京・大阪・名古屋の3都市で7年ぶりの来日公演を行います。カルロス・アコスタが芸術監督に就任後、初来日となる今回の演目は、『眠れる森の美女』(ピーター・ライト版)と『シン...