WOWOWで1月8日放映 「マチュー・ガニオ パリ・オペラ座の頂」

1月11日からの「ル・グラン・ガラ」出演のために来日するパリ・オペラ座バレエ エトワールのマチュー・ガニオ。

パリ・オペラ座の“顔”として全世界から注目を集める彼の魅力に迫る必見のドキュメンタリーが1月8日(月・祝)の18:30よりWOWOWで放映されます。

http://www.wowow.co.jp/detail/111832/001

日本のバレエファンからも人気が高く、2018年1月に来日公演が予定されているマチューは、1984年フランスのマルセイユ生まれ。両親も元ダンサーのバレエ一家だ。7歳でバレエを始めた彼は1992年からマルセイユ国立バレエ学校に通い、1999年にパリ・オペラ座バレエ学校への入学を果たす。

2001年にパリ・オペラ座バレエ団に入団すると瞬く間に頭角を現わし、2002年に群舞の中で中心的な役割を務めることができる“コリフェ”、2003年にソリストの“スジェ”に昇格。“プルミエ・ダンスール”のランクを経ることなく2004年に「ドン・キホーテ」で“エトワール”に指名される。わずか20歳のときのことだった。それ以降、東京バレエ団での「眠れる森の美女」に客演するなど世界各地での公演に参加している。2005年に「ラ・シルフィード」で優秀なバレエ関係者に贈られるロシアの賞、ブノワ賞を受賞し、今や世界から注目を集めるダンサーとして活躍している。

映画監督のマレーネ・イヨネスコが、そんな彼の魅力をつぶさに撮影し、本人や関係者の証言、公演やリハーサルの模様から、マチュー・ガニオのダンサーとしての軌跡をたどる。番組では、マチューが属するパリ・オペラ座バレエ団の芸術監督オーレリー・デュポンを訪問。彼女から、マチューの素顔について聞く。また、アニエス・ルテステュ、イザベル・シアラヴォラ、ドロテ・ジルベールら新旧のエトワールや、ウィリアム・フォーサイス、イリ・キリアン、ウェイン・マクレガーら著名な振付家にもインタビューを敢行。
さらに、「ジゼル」「ドン・キホーテ」「ラ・シルフィード」、モダンバレエ作品など彼の公演の映像をふんだんに紹介。今日のロマンティック・バレエ最高のエトワールといわれるマチューの才能をつまびらかにしていく。

2016−17シーズンの海外公演や2017年10月にパリにて勅使川原三郎の振り付けで舞った公演の模様も紹介。成熟した技術と人間性を兼ね備えたマチューの姿を伝える。

監督のマレーネ・イヨネスコは、「マチュー・ガニオ&カルフーニ 2人のエトワール」というドキュメンタリーも撮影するなど、マチューとは旧知の仲。彼の貴重な素顔や、関係者の証言、さらには、彼が大きく成長を見せた、勅使川原三郎さん振付の「Grand Miroir」まで観られるとあっては必見ですね。「ル・グラン・ガラ」の良い予習になると思います。

なお、この1月8日には、ほかにもバレエ関連の番組がいくつか放映されます。


英国ロイヤル・バレエ団「眠れる森の美女」

1/8(月・祝)午後1:30
http://www.wowow.co.jp/detail/112121/-/01
マリアネラ・ヌニェス、ワディム・ムンタギロフ主演による最新(2017年収録)映像です。

バレエ☆プルミエール#3
1/8(月・祝)午後3:50
http://www.wowow.co.jp/detail/111781/003/01

パリ・オペラ座バレエ ジェローム・ロビンス(「ダンシズ・アット・ア・ギャザリング」)+アレクセイ・ラトマンスキー(「プシュケ」) 
1/8(月・祝)午後4:20
http://www.wowow.co.jp/detail/106458/003/01
「ダンシズ・アット・ア・ギャザリング」にマチューが出演しています。

また、少し先になりますが、先日東京で上演された「ベジャール・セレブレーション」も収録され、放映されます。
ベジャール・セレブレーション モーリス・ベジャール・バレエ団&東京バレエ団 特別合同ガラ
2/3(土)よる7:00
http://www.wowow.co.jp/detail/112199/001/01


マチューと、アマンディーヌ・アルビッソンが共演した「白鳥の湖」が、Bunkamuraル・シネマでアンコール上映中です。1/6(土)~1/19(金) 連日10:30~
http://www.bunkamura.co.jp/cinema/lineup/18_swan_2.html


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