ルグリ・ガラ、ルグリの世界初演新作ソロが完成/7/1、8にルグリはTOKYO FMに出演

今年8月に開催される、ルグリ・ガラ

このガラで世界初演を迎えるマニュエル・ルグリの新作ソロが完成しました。作品名は「Moment」、使用楽曲は、バッハ プレリュード ハ短調 BWV999バッハ(ブゾーニ編曲)と「トッカータ・アダージョ・フーガ」BWV564よりアダージョの2曲です。


(c)AshleyTaylor


(c)AshleyTaylor

振付は、ナタリア・ホレツナ。スロヴァキア出身で、ハンブルクバレエ学校からハンブルクバレエ団に入団し、ソリストとして活躍。2003年にスカピノ・バレエ・ロッテルダムに移籍し、さらに2006年にNDTに移籍、2012年に退団し、現在はフリーランスとして活動する、新進気鋭の振付家です。



(c)AshleyTaylor

古典作品を踊るルグリの印象が強い中で、コンテンポラリー作品である本作は、ルグリの新たな一面を観ることができます。ホレツナの世界に自らの解釈をアクセントに加えながら、まだ見ぬ自身の可能性を広げ、ルグリの新たな挑戦は続いています。

ルグリ・ガラではA、B両プログラムでの上演を予定しており、いずれもウィーン国立バレエ団専属ピアニストである滝澤志野さんのピアノ生演奏で踊られます。


(c)AshleyTaylor

<滝澤志野さんのインタビュー>

―作品のテーマとタイトルの由来は?

滝澤:「ルグリの一瞬一瞬(moment)を表現していきたい」という会話の中から、「Moment」に決定しました。ストーリーは特にありませんが、情熱的である一方で、面白おかしい部分もある”素のルグリ”がそのままに表現されています。中でも特に強いのは、芸術に対する愛情ではないでしょうか。

-ルグリとホレツナのリハーサルに参加して印象的だったことは?

滝澤:これほどまでに生き生きとして、踊りに熱中するルグリを初めて見た気がします。ホレツナにも、「僕に再びダンサーとしての人生をもたらしてくれて、ありがとう」と言っていたほど。一週間のリハーサルを通じて、この新作への挑戦が、彼の中にもたらした変化の大きさを感じました。


滝澤さんの、この作品のクリエーションについての詳しいレポートは、「ルグリ・ガラ」のトピックスでも読むことができます。
http://www.legris-gala.jp/topics.html

********

TOKYO FMにて脳科学者 茂木健一郎さんがパーソナリティをつとめる番組『Dream HEART』に、マニュエル・ルグリが登場します。4月の来日時に実現した2人の対談を、7月1日(土)・8日(土) 22:00~と2週にわたってたっぷりご紹介します。“
挑戦“をテーマに、世界的にチャレンジしているゲストを迎え、その挑戦の裏にある夢や秘密を探っていく番組。今も尚さらなる高みを目指すルグリに、まさにピッタリです。

 配信番組は後日ウェブでも配信されます。
(視聴方法はこちらをご参照ください → http://radiko.jp/#!/fun


■番組『Dream HEART』概要■
◇タイトル: 『Dream HEART』
◇放送日時: 毎週土曜日 22:00~22:30
◇放送局 : TOKYO FMをはじめとするJFN38局ネット
◇出演者 : 茂木健一郎
◇番組HP: http://www.tfm.co.jp//dreamheart/

追記
番組の内容、ルグリのトークはここで読むことができます。
http://www.tfm.co.jp/dreamheart/index.php?catid=1745&itemid=125031

また番組はポッドキャストで聴くこともできます。
https://itunes.apple.com/jp/podcast/dream-heart/id654630270?mt=2&ign-mpt=uo%3D4#



スポンサーリンク