大晦日の「白鳥の湖」後、レオノール・ボラックが、パリ・オペラ座のエトワールに任命されました。大晦日公演で、相手がエトワールのマチアス・エイマンということもあり、この昇進はキャスティングされた時点から噂をされていたようです。
レオノール・ボラック
パリ生まれ。2005年にパリ・オペラ座学校に入学し、2008年にパリ・オペラ座バレエに入団。2014年コリフェ、2015年スジェ、2016年にプルミエ・ダンス―ズに昇格。2014年にはAROP賞(パリ・オペラ座振興会賞)を受賞している。バンジャマン・ミルピエ芸術監督に積極的に起用され、スジェ時代にすでに『くるみ割り人形』のクララ、『ロミオとジュリエット』のジュリエット、『パキータ』で主演している。愛らしい容姿の持ち主で、特に情熱的なジュリエット役は高い評価を得た。一方でフォーサイス、マクレガー、ウィールドンなどの振付家の現代作品も得意としており、振付家の創造意欲をかき立てるミューズとなっている。今夏は『エトワール・ガラ2016』で来日し、来年3月のパリ・オペラ座来日公演でも『ラ・シルフィード』『ダフニスとクロエ』に出演する。
今年3月のパリ・オペラ座来日公演にも出演する予定です。
3月2日(木)6:30p.m.、3月4日(土)6:30p.m.「ラ・シルフィード」エフィ―役
3月9日(木)6:30p.m. 3月11日(土)1:30p.m. 3月11日(土)6:30p.m. <グラン・ガラ>「ダフニスとクロエ」リュセイオン役
http://www.nbs.or.jp/stages/2016/parisopera/index.html
また、公開中のドキュメンタリー映画「ミルピエ~パリ・オペラ座に挑んだ男」にも登場しています。
昨年夏のエトワール・ガラ2016、VOGUE JAPANで取材した時の映像
レオノール・ボラックはとても可愛らしく、謙虚で人柄が良いダンサーでした。英語も上手です。(英語でインタビューしました)
入団後ずっとカドリーユだったボラックは、ミルピエが就任後急に役が付くようになり、コリフェ、スジェ、プルミエと毎年昇進してきました。その後のオーレリー・デュポンにも気に入られているようです。コンテンポラリー作品に強いのは、エトワール・ガラでのビゴンゼッティ作品でも証明されていましたが、初めて踊ったオデット/オディールでエトワールに任命されたのですね。オペラ座は確実に世代交代が起きています。