【参加者募集】湯浅永麻 ・小㞍健太さいたまダンス・ラボラトリvol.1(2018)夏期集中ワークショップ

彩の国さいたま芸術劇場では、2018年度シーズンからダンス表現の探求と作品創作を目的とする「さいたまダンス・ラボラトリ」プロジェクトを開始します。

http://www.saf.or.jp/information/detail/747

第一弾は8月1日からの10日間、1日6時間の集中ワークショップで始まります。本プロジェクトをリードする講師/ナビゲーターはダンサー・振付家として世界を舞台に活躍する小㞍健太湯浅永麻

 
小㞍健太(C)Joris-Jan Bos


湯浅永麻(C)柘植伊佐夫

イリ・キリアン、マッツ・エック、オハッド・ナハリン、クリスタル・パイトなど世界のダンスシーンを牽引してきた名だたる振付家の作品にダンサーとして関わってきた二人は、近年振付家としても意欲的に創作に挑戦しています。

このラボラトリは二人がナビゲーターとして皆さまと共にダンス・身体表現を巡る多様な試みにトライし作品を創ってゆく場です。最終日には公開リハーサルも予定しています。

新たなプロジェクトの第一歩を共に踏み出す意欲のあるダンサー/アーティストの皆さまの応募をお待ちしています!

<ワークショップに向けて>
湯浅永麻 Ema Yuasa
ダンサー同士と触れ合いながらインプロビゼーションをしていき、お互いをしっかりと聴きながら、体を預けて動きを作っていきます。一人一人の違いや特性を見つけて、それらを共有して自分の中に取り込み消化して新しい自分の動きを作って行く。個人としての自分と、他者と対峙した時、団体の中での自分がどう変化していくか、お互いに与え、与えられる影響を敏感に感じ取って、そこでしか生まれない化学反応をシェアして皆さんと一緒に作っていけたらと思っています。
 
小㞍健太 Kenta Kojiri
今でも私自身を動かし表現を求めてしまう根源は、世界的な振付家の作品を踊ることで身体と感覚の限界を乗り越えてきたスリリングな実体験です。 振付家によって要求されることは異なるため、一つで括れないコンテンポラリーダンスだからこそ若い世代に「踊り継がれ洗練された振り付け、テクニック、そしてアイディアを学ぶ」ことはとても大切で次につながる糧になると思います。またレパートリーの応用として振り付けやアイデアから各々が創造して動きを作り出すムーブメントリサーチに挑戦し、レパートリーとリサーチという2つの方向からダンスと向き合う機会を作りたいと思います。

【日程】2018年8月1日(水)〜8月11日(土・祝)
   ※休講日8/6(月) 
   ※ 8/11(土・祝)公開リハーサル

【時間】13:00~19:00 
<タイムスケジュール&プログラム>
①13:00〜14:00(60分)ウォームアップ&テクニッククラス 講師:湯浅永麻 ・小㞍健太
②14:15〜16:15(120分)湯浅永麻によるアトリエクラス(インプロビゼーション/クリエーションワーク)
③17:00〜19:00(120分)小㞍健太によるアトリエクラス(イリ・キリアン レパートリー/ムーブメントリサーチ )

<8月11日(土・祝) 公開リハーサル> 16:30 開始 (17:45 終了予定)
①イリ・キリアン レパートリー
②アトリエクラス成果発表
③『Breakaway』より抜粋 (振付・出演:湯浅永麻、小㞍健太)
④ ポストトーク


【会場】 彩の国さいたま芸術劇場 大稽古場

【参加費】25,000円     

【定員】20名

【対象】15歳以上35歳未満のダンス経験者・中級以上
    ※原則、全日程参加できる方
    ※対象外の年齢の方は相談可、ダンスのジャンルは特に問いません。
(申し込み方法詳細は、こちらまで)


【お問合せ】彩の国さいたま芸術劇場(舞踊担当)

      Tel.048-858-5506 Mail.workshop@saf.or.jp


湯浅永麻(C)遠藤龍

二人は、NDTなど海外で活躍し、日本のコンテンポラリーダンスを代表する存在です。ユニットOptoで活動するほか、小㞍健太さんは今週末に放映されるNHKバレエの饗宴2018で平山素子さんの「キマイラ」に出演したり、フィギュアスケート日本代表選手の表現指導など多岐にわたり精力的に活動しています。湯浅永麻さんは、最近ではシディ・ラルビ・シェルカウイ率いるEASTMANにも所属し作品に出演するほか、向井山朋子さんとのコラボレーション「HOME」や、建築家田根剛、デザイナー廣川玉枝とコラボレーションした『enchaîne』など、精力的な活動を行っています。

世界の最前線で活躍する小㞍さん、湯浅さんのワークショップに参加できるのは貴重な機会です。また、最終日 8/11には公開リハーサルもあるので、こちらは参加しない方も観られる予定です。



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