第46回ローザンヌ国際バレエコンクールの結果

情報が遅くなってしまってすみません。ローザンヌ国際バレエコンクールのファイナルが2月3日に行われました。

中継映像はFacebookだと全部視聴できます。(が後で削除される可能性があります)

Arteの公式サイトだと、審査結果が発表されるまでの間に上演された、マリインスキー・バレエのザンダー・パリッシュとクリスティーナ・シャプランのダイヤモンドはカットされていますが、こちらでは視聴可能です。

第46回ローザンヌ国際バレエコンクール2018入賞者
1. シェイル・ワグマン WAGMAN Shale / カナダ/ 17歳9ヶ月
2. パク・ハンナ PARK Hanna / 韓国 / 15歳5ヶ月
3. グオ・ウェンジン GUO Wenjin / 中国 / 16歳8ヶ月
4. リ・ユンス LEE Junsu / 韓国 / 16歳1ヶ月
5. チャオ・シンユエ ZHAO Xinyue / 中国 / 17歳11ヶ月
6. ミゲル・アンヘル・ダビド・アランダ・マイダナ ARANDA MAIDANA Miguel Angel David / パラグアイ / 18歳6ヶ月
7. カロリネ・ガウボン GALVAO Carolyne / ブラジル / 17歳5ヶ月
8. アヴィヴァ・ゲルファー=ムンドゥル GELFER-MÜNDL Aviva / アメリカ/ 16歳1ヶ月

今回リアルタイムでは少ししか視聴できず、後で録画を観たのですが、1位のシェイル・ワグマン(プリンセス・グレース・アカデミー)は、クラシックのバジル、コンテンポラリーのウェイン・マクレガー「クローマ」とも、ずば抜けており、特にコンテンポラリーでの表現力や音楽性が見事でした。1位は当然の結果であり、スター性もあるので近いうちにプロとしての姿を観られそうです。


2位のパク・ハンナは昨年のYAGPでシニア女子1位の実力を見せました。中国、韓国からの出場者は皆さん、本当すらりとしていて手脚長く、プロポーションが美しい人ばかりです。

日本から出場した森脇崇行さんと大木愛菜さんは、入賞はしなかったものの、クラシックもコンテンポラリーもとても美しいパフォーマンスを見せてくれていました。特にクラシックの技術はアカデミックで美しいふたりです。

ローザンヌ国際バレエコンクールは、入賞することが目的のコンクールではありません。出場することで世界トップクラスの教師の教えを受け、世界中から集まった出場者と交流し、そして入賞しなくても様々なトップカンパニー入団やバレエ学校に留学するチャンスが得られる素晴らしいチャンスです。ここに出場できることも素晴らしいし、21人のファイナリストに残ることはもっと素晴らしいことです。

ローザンヌ国際バレエコンクール2018ファイナル 1位にシェイル・ワグマン(カナダ)
http://www.chacott-jp.com/magazine/news/concours/2018-2.html

ローザンヌ国際バレエコンクール決勝 優勝は13歳でバレエを始めたワグマンさん

13歳という遅い年齢でバレエを始めて、一流になったダンサーには、デヴィッド・ホールバーグ、ミスティ・コープランドがいます。



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