10/8(日)より勅使川原三郎&オーレリー・デュポン「Sleeping Water」上映会開催/パリ・オペラ座バレエ新作「Grand miroir」

今年7月に勅使川原三郎さんのKARASがオーレリー・デュポンを迎え、アメリカ・ニューヨークのリンカーンセンターフェスティバルで上演した「Sleeping Water」の記録映像の編集版がKARAS APPARATUSで日本初上映されます。

http://www.st-karas.com/news_jp/

2月にフランス・マルティーグで初演した本作は、アクリルが浮遊する舞台装置が美しい勅使川原さんのグループ作品です。パリ・オペラバレエ団芸術監督のオーレリー・デュポンと佐東利穂子さんの共演は必見。
現在ヨーロッパを中心に海外ツアー中の作品を日本で見ることのできる貴重な機会です。

上映作品
「Sleeping Water」[2017.7 60min]
構成・振付・演出・衣装・照明・出演:勅使川原三郎
出演:佐東利穂子、鰐川枝里、加藤梨花、岡崎隼也、マリア・キアラ・メツァトリ
ゲスト:オーレリー・デュポン(パリ・オペラ座バレエ団芸術監督)

【上映スケジュール】
10月8日(日)16:30
10月9日(祝)16:30
10月10日(火)20:00
10月11日(水)19:30
10月12日(木)休映日
10月13日(金)20:00
10月14日(土)21:00
*開場は開映の10分前
*10/15以降の上映スケジュールは追ってお知らせします。

【料金】 一般 1000円
KARASワークショップメンバー、学生は300円引き

【会場】カラス・アパラタス B2ホール
〒167-0051杉並区荻窪5-11-15 F1/B1/B2

【問合せ】03-6276-9136 (カラス・アパラタス)


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現地での創作が始まってから1ヶ月が経った、パリ・オペラ座バレエ団への新作振付作品「Grand miroir」
10月25日の世界初演に向けてのリハーサルが進んでいるとのことです。
来週末より、現地ではいよいよ稽古場から場所を移し、劇場での照明や装置を使っての創作が本格的に始まるそうです。

日本で世田谷パブリックシアターで「アブソルート・ゼロ」を上演した6月頃から、 すでに今回の作品に向けての装置の創作は始まっていました。 その後、アパラタスで「ペトルーシュカ」「静か」「イリュミナシオン」を、 アメリカのNYでの「Sleeping Water」、先日の東京芸術劇場「月に吠える」に至るまで、 勅使川原はすべての作品を創作し、出演する中でこの新作への構想を進めていました。

「Grand miroir」では、シャルル・ボードレールの詩集『悪の華』が創作のベースになっています。
近年ますます、詩の言葉から受ける身体感覚や、詩人の芸術的な精神に
新たなダンスの可能性・創作意欲を見出している勅使川原。
ボードレールの作品の中にある、ゆがんだり、あやしく光るような美の感覚が
勅使川原の感性を刺激し、オペラ座のダンサー達とともに新たなダンスが生まれようとしています。

オーレリー・デュポン、ニコラ・ル・リッシュとジェレミー・ベランガールが出演した
前回のオペラ座バレエ団への振付作品「闇は黒い馬を隠す」から4年が経ちました。
そして今年、オーレリー・デュポン氏が芸術監督を務める新生オペラ座にて上演される、
勅使川原三郎の新作「Grand miroir」にぜひご期待ください!


「Grand miroir」
構成・振付・演出・照明・美術・衣装:勅使川原三郎
振付助手:佐東利穂子
日程:2017年10月25日 世界初演
公演スケジュール
https://www.operadeparis.fr/en/season-17-18/ballet/balanchine-teshigawara-bausch

出演ダンサー :
エミリー・コゼット(Emilie Cozette) *
ミリアム・ウルド=ブラム(Myriam Ould-Braham) *
カロリーヌ・バンス(Caroline Bance)
エロイーズ・ブルドン(Heloise Bourdon)
リディ・ヴァリシェス(Lyde Vareilhes)
ジュリエット・イレール(Juliette Hilaire)
アメリー・ジョアニデス(Amelie Joannides)
マチュー・ガニオ(Mathieu Ganio)*
ジェルマン・ルーヴェ (Germain Louvet)*
アルチュス・ラヴォー (Arthus Raveau)
グレゴリー・ガイヤール (Gregory Gaillard)
アントニオ・コンフォルティ(Antonio Conforti )
ジュリアン・ギエマール(Julien Guillemard )
*エトワール


(写真はクリックすると拡大します)

こちらはパリまでは観には行けませんが、現地でどのような評価だったのか、聴くのが楽しみです。



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