浅草












土日だけの休みのはずだった三連休。
日曜日の夜に代々木上原で蕎麦を食べていると、「明日、月曜日も休みになりました。」とメールが。
友人からハイキングに行こうと誘われたけど、あまりの暑さと週末の夜更かしで寝不足だったため、せっかく休みになった月曜日は、自宅で過ごしていました。
クーラーに家を冷やさせて、愛犬と一緒に録画した映画をうとうと見ていると、別の友人から連絡が。
「扇子を買いたい」とのことなので、どこに行こうかな、と一瞬考えてから「銀座のデパートよりも、専門店のありそうな浅草に行こう」と。

7月の太陽に熱された浅草に着いたのは16:30すぎ。
地下鉄から地上に出て、見習いたくらい社交的な人力車夫たちを通り過ぎ、雷門の下で待ち合わせ。渋谷にも負けない人混みの仲見世通りを少し歩いて、そのあと2軒の扇子屋をハシゴしました。

扇子を選んでいると話しかけてくる気さくな隣の客。
店主は何度も「竹の扇子は風を掴むから涼しいですよ」と繰り返す。
何百本とある扇子を見ていると訳が分からなくなってきた様子の友人(笑)

結局、ふらりと立ち寄った手ぬぐい屋の、切子模様の藍色の生地が張られた扇子にしました。

その後は焼きたての、熱々の人形焼を頬張りながら、隅田川の方へ。
小さい頃アサヒビールのビルの金色の泡を指差して、「うんちビル」と言って家族でよく笑ったなーー。なんて思い出しながら、朱色が滲み始めた西の空を眺めました。暑さは遠ざかっていました。



東京に帰って来て、丸2年経ちましたが、未だに東京への好奇心と愛は深まるばかり。

浅草寺から見るスカイツリー、浴衣のブロンドカップル、並木藪蕎麦、つげ櫛屋、レトロなゲームセンターと花屋敷。真紅の椅子の昭和なカフェ、謎のメロンパン推し、寄席、常香炉と五重の塔。

今まで浅草へあまり出歩かなかったことが不思議なくらい、気に入ってしまって、わざわざブログに書いている次第です(笑)
日記。


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