ちょっと遅くなりましたが、ロシアで上演された優れた舞台芸術作品を称える黄金のマスク賞2017の受賞者が発表されています。
https://eng.goldenmask.ru/gm.php?id=140
最優秀女性ダンサー ヴィクトリア・テリョーシキナ 『ヴァイオリン・コンチェルト2番』 マリインスキー劇場
最優秀男性ダンサー Igor Bulytsyn (マキューシオ) 『ロミオとジュリエット』 エカテリンブルク歌劇場
最優秀指揮者 Pavel Klinichev 『オンディーヌ 』 ボリショイ劇場
最優秀振り付け作 アントン・ピモノフ 『ヴァイオリン・コンチェルト2番』 マリインスキー劇場
最優秀モダンダンス・パフォーマンス 『All the ways lead to the North』 モスクワバレエ劇場
最優秀バレエ・パフォーマンス 『ロミオとジュリエット』 エカテリンブルク歌劇場
ノミネート作品はこちら
http://dorianjesus.cocolog-nifty.com/pyon/2016/11/index.html
ノミネートの段階ではボリショイで上演された作品が多いのですが、ふたを開けてみたらマリインスキーとエカテリンブルクばかりとなりました。アントン・ピモノフは、マリインスキー・バレエの現役のダンサーです。(ナデージダ・バトーエワの夫君)
エカテリンブルク歌劇場の『ロミオとジュリエット』は、芸術監督であるヴャチェスラフ・サモドゥーロフ(元マリインスキー・バレエ、ロイヤル・バレエの芸術監督)の振付作品です。サモドゥーロフ作品は、黄金のマスク賞やブノワ賞のノミネートの常連で、最近ではボリショイ・バレエにも『オンディーヌ』を振付けており、この『オンディーヌ』も今回黄金のマスク賞にノミネートされています。
『ロミオとジュリエット』 エカテリンブルク歌劇場
テリョーシキナとエルマコフが踊る『ヴァイオリン・コンチェルト2番』(音楽はプロコフィエフ)
https://youtu.be/APEvERslR8M