ルグリ・ガラ 追加演目の発表

マニュエル・ルグリが、ルグリ・ガラのプロモーションのために現在来日しています。

http://www.legris-gala.jp/program.html


昨日はインタビュー、今日は記者会見がありました。こちらの内容については、また後日ここで記事にまとめますね。

この記者会見で、追加演目が発表されましたので、取り急ぎお知らせします。大変魅力的な演目なので、まだチケットを買っていない人も思わずチケットを買ってしまいたくなりますし、買った人も、買い足したくなりますよね。16演目もあるという、とても贅沢なガラとなりました。

特に、オペラ座ではルグリ、ゲランのペアが初演した『アルルの女』を観ることができるのは、本当に嬉しいことです。

会見ゲストの浅田舞さん(フィギュアスケーター)と。

この中でいくつか注目すべき作品を挙げると、まずは、ド・バナ振付の『Inside the Labyrinth of solitude』。これは、ド・バナがイワン・ワシーリエフのために振付けたソロで、ダヴィデ・ダドが今回は踊ります。

ルグリが振付けた『海賊』のオダリスクは、振付が一般的なオダリスクとは全く違うので興味深いはずだと。『白鳥の湖』より黒鳥のグラン・パ・ド・ドゥもヌレエフの1964年ウィーン版なので、オペラ座でのヌレエフ版『白鳥の湖』とは違うそうです。プティの『ランデヴー』をルグリ、ゲランが踊るのは初めてなので、今回のガラのためにリハーサルをするとのこと。そしてノイマイヤーの「マニフィカト」はギエムとルグリのために振り付けられた作品ですが、今回は若手のトノリとフェイフェルリックが踊ります。ルグリがかつて踊った作品を若手に踊ってもらうことで、作品のスピリットを彼を通して継承させたいとのことです。

ナタリア・ホレシナによる世界初演のルグリのソロは、振付はこれからだそうですが、音楽は滝澤志野さんと共に選んだとのことです。ホレシナは、彼が大変注目している若手の女性振付家だそうです。

また詳しくは、後日のインタビューと記者会見レポートをお待ちください。ルグリのバレエに対する情熱と惜しみない愛があふれた会見でした。


Aプログラム

1)『ライモンダ』第1幕よりアダージョ
音楽:A.グラズノフ
振付:R.ヌレエフ
出演:ニーナ・ポラコワ、ヤコブ・フェイフェルリック

2)『海賊』よりオダリスク
音楽:A.アダン
振付:M.ルグリ
出演:ニキーシャ・フォゴ、ナターシャ・マイヤー、ニーナ・トノリ

3)I have been kissed by you
音楽:M.リヒター
振付:H.マルティン、P.d.バナ
出演:マニュエル・ルグリ

Inside the Labyrinth of solitude
音楽:T.ヴィターリ
振付:P.d.バナ
出演:ダヴィデ・ダト

4)『海賊』第2幕より
グラン・パ・ド・ドゥ
音楽:R.ドリゴ
振付:M.プティパ(M.ルグリ改訂)
出演:ニーナ・ポラコワ、デニス・チェリェヴィチコ

5)『マニフィカト 』(アニュス・デイ)
音楽:J.S.バッハ
振付:J.ノイマイヤー(初演:シルヴィ・ギエム、マニュエル・ルグリ)
出演:ニーナ・トノリ、ヤコブ・フェイフェルリック

6)『じゃじゃ馬馴らし』
音楽:D.ショスタコーヴィチ
振付:J.C.マイヨー
出演:オルガ・スミルノワ、セミョーン・チュージン

7)『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』
音楽:P.I.チャイコフスキー
振付:G.バランシン
出演:マリアネラ・ヌニェス、ワディム・ムンタギロフ

8)『アルルの女』より
音楽:G.ビゼー
振付:R.プティ
出演:イザベル・ゲラン、マニュエル・ルグリ

9)『ローレンシア』よりパ・ド・シス
音楽:A.クレイン
振付:V.チャブキアーニ
出演:ニキーシャ・フォゴ、デニス・チェリェヴィチコ、ニーナ・トノリ、ナターシャ・マイヤー、ヤコブ・フェイフェルリック、ジェームズ・ステファン

10)マニュエル・ルグリ ソロ(世界初演)
音楽:J.S.バッハ/F.ブゾーニ
振付:N. ホレツナ
出演:マニュエル・ルグリ
ピアノ:滝澤志野

11)『Medea』
音楽:M.リヒター
振付:P.d.バナ
出演:エレナ・マルティン、パトリック・ド・バナ

12)『ラ・フィユ・マルガルデ』
音楽:F.エロルド
振付:F.アシュトン
出演:ナターシャ・マイヤー、ダヴィデ・ダト

13)『Murmuration』より
音楽:E.ボッソ
振付:E.リアン
出演:ニーナ・ポラコワ、ヤコブ・フェイフェルリック、ジェームズ・ステファン

14)『海賊』第2幕よりアダージョ
音楽:L.ドリーブ
振付:M.ルグリ
出演:マリアネラ・ヌニェス、ワディム・ムンタギロフ

15)『グラン・パ・クラシック』
音楽:F.オーベール
振付:V.グゾフスキー
出演:オルガ・スミルノワ、セミョーン・チュージン

16)『フェアウェル・ワルツ』
音楽:F.ショパン/ V.マルティノフ
振付:P.d.バナ
出演:イザベル・ゲラン、マニュエル・ルグリ

Bプログラム
1)『海賊』よりオダリスク
音楽:A.アダン
振付:M.ルグリ
出演:ニキーシャ・フォゴ、ナターシャ・マイヤー、ニーナ・トノリ

2)I have been kissed by you
音楽:M.リヒター
振付:H.マルティン、P.d.バナ
出演:エレナ・マルティン、パトリック・ド・バナ

Inside the Labyrinth of solitude
音楽:T.ヴィターリ
振付:P.d.バナ
出演:ダヴィデ・ダト

3)『白鳥の湖』より黒鳥のグラン・パ・ド・ドゥ
音楽:P.I.チャイコフスキー
振付:R.ヌレエフ(1964年ウィーン版)
出演:ニーナ・ポラコワ、デニス・チェリェヴィチコ

4)『Mozart a2』より
音楽:W.A.モーツァルト
振付:T.マランダン
出演:ニーナ・トノリ、ヤコブ・フェイフェルリック

5)『ジゼル』
音楽:A.アダン
振付:J.ペロー/J.コラリ
出演:マリアネラ・ヌニェス、ワディム・ムンタギロフ

6)『ファラオの娘』
音楽:C.プーニ
振付:P.ラコット
出演:オルガ・スミルノワ、セミョーン・チュージン

7)『ランデヴー』
音楽:J.コスマ
振付:R.プティ
出演:イザベル・ゲラン、マニュエル・ルグリ

8)『エスメラルダ』
音楽:C.プーニ
振付:M.プティパより
出演:ナターシャ・マイヤー、ヤコブ・フェイフェルリック

9)マニュエル・ルグリ ソロ(世界初演)
音楽:J.S.バッハ/F.ブゾーニ
振付:N.ホレツナ
出演:マニュエル・ルグリ
ピアノ:滝澤志野

10)『Whirling 』
音楽:P.グラス
振付:A.ルカクス
出演:ニーナ・トノリ、ジェームズ・ステファン

11)『スターズ アンド ストライプス』
音楽:J.P.スーザ / H.ケイ
振付:G.バランシン
出演:ニキーシャ・フォゴ、ダヴィデ・ダト

12)『Factum』
音楽:K.コルホー
振付:H.マルティン、P.d.バナ
出演:エレナ・マルティン、パトリック・ド・バナ

13)『ペール・ギュント』より
音楽:E.グリーグ
振付:E.クルグ
出演:ニーナ・ポラコワ、デニス・チェリェヴィチコ

14)『ジュエルズ』より“ダイヤモンド”
音楽::P.I.チャイコフスキー
振付:G.バランシン
出演:オルガ・スミルノワ、セミョーン・チュージン

15)『ドン・キホーテ』
音楽:L.ミンクス
振付:M.プティパ
出演:マリアネラ・ヌニェス、ワディム・ムンタギロフ

16)『フェアウェル・ワルツ』
音楽:F.ショパン、V.マルティノフ
振付:P.d.バナ
出演:イザベル・ゲラン、マニュエル・ルグリ




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