ボリショイ・バレエの2017-18シネマシーズン

ボリショイ・バレエの2017-18シネマシーズンが現地で発表されています。

http://www.pathelive.com/programme/ballet-du-bolchoi-2017-2018

それによると、

「海賊」10月22日 中継(新収録)

「じゃじゃ馬馴らし」11月26日 再上映 2016年1月24日公演

「くるみ割り人形」12月17日 再上映 2014年12月21日公演

「ロミオとジュリエット」1月21日 新制作・中継(新収録)

「パリの炎」3月4日 新制作・中継(新収録)

「ジゼル」 4月8日 再上映 2015年10月11日公演

「コッペリア」6月10日 中継(新収録)


7作品のうち4本は新収録のものとなります。その中で「ロミオとジュリエット」と「パリの炎」は新プロダクション。「ロミオとジュリエット」については、従来のグリゴローヴィチ振付作品ではなくて、ラトマンスキー振付の作品であることは注目されます。
ラトマンスキー版「ロミオとジュリエット」は、ナショナル・バレエ・オブ・カナダで上演されていますが、それと同じものなのか、大幅に手を入れたものなのかは不明です。

現芸術監督のワジーエフは、グリゴローヴィッチ作品の多くをボリショイのレパートリーから外すつもりらしいという噂が流れていました。比較的最近のインタビューで、ワジーエフはをそれを否定していましたが、少なくとも「ロミオとジュリエット」については、レパートリーから外されるようですね。

そして上映7作品のうち、「ロミオとジュリエット」のほか「海賊」「パリの炎」と3作品がラトマンスキー作品というのも象徴的な印象があります。

現在、ボリショイ・バレエシネマシーズン2016-7が上映中です。2017-18シーズンも上映されることを期待しましょう。



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