笠井叡 舞踏をはじめて <16>

1979年5月、エドガー・アラン・ポーを題材に舞踏作品集Ⅲ『死美人』(シューベルト)を日比谷第一生命ホールで上演。渡欧前の最後の公演となった。 『死美人』のベースになったのが、アメリカの作家エドガー・アラン・ポーの作品でした。三島由紀夫は小説を書くときまず結末を決めていて、そこに辿りつくように物語を構成していたと聞いたことがありますが、ポーもそう。例えばポーの代表的な詩『大鴉』にしても、“この言葉...

記事を読む
https://dancedition.com/post-4817/