英国ロイヤル・バレエの昇進・入退団が発表されました。
<昇進/入団>
マルセリーノ・サンベがプリンシパルに昇進したことはすでに発表されています。
アナ=ローズ・オサリヴァンとアクリ瑠嘉さんがファーストソリストに昇進。
ロマニー・バイダク、イザベラ・ガスパリーニ、トーマス・モック、デヴィッド・ジュデスがソリストに昇進。
アネット・ブヴォリ、ミカ・ブラッドベリ、アシュリー・ディーン、桂千理さん、レオ・ディクソン、ルカス・ビヨンボウ・ブランズロッドがファースト・アーティストに昇進
カタリナ・ニケルスキ、アメリア・タウンゼンド、ユー・ハン、ハリス・ベル、ハリソン・リー、中尾太亮さんが研修生からアーティストに昇進。また、ソフィー・アルナットがアーティストとして入団。
研修生として、ロイヤル・バレエ・スクールの卒業生、Madison Bailey, Liam Boswell, Brayden Gallucci, Bomin Kim、 Ginevra Zambonが入団。
ローザンヌ国際バレエコンクールの研修生として、佐々木須弥奈さんが入団。
ギャリー・エイヴィス、サマンサ・レインがシニア・バレエ・マスター/ミストレスに昇格
<退団>
プリンシパルのニーアマイア・キッシュが引退。引退後は、秋よりロンドン大学のアートマネジメントと文化政策の大学院に通うとのこと。
ファースト・ソリストのヘレン・クローフォードが引退し、バレエ・ミストレスに。ファースト・ソリストの小林ひかるさん、ソリストのエマ・マグワイア、ファースト・アーティストのカミ―ユ・ブラッシャーが引退。
研修生のラナ・アトキンスはノルウェー国立バレエに入団、ローザンヌ国際バレエコンクール研修生のダヴィッド・ロリッキオはミハイロフスキー・バレエに入団するためロイヤル・バレエを離れます。
バレエ・マスターのリカルド・セルヴェラは、ロイヤル・バレエスクールの教師となるために、ロイヤル・バレエを離れます。そしてレペティトゥール のジョナサン・コープは非常勤となります。ゲスト・プリンシパル・レペティトゥールのカルロス・アコスタはバーミンガムロイヤル・バレエの芸術監督となるため、ロイヤル・バレエを離れます。
おおむね順当な昇進と言えますが、現ソリストのリース・クラークは昇進しませんでした。アクリ瑠嘉さんのファースト・ソリストへの昇進は嬉しいサプライズです。皆さまの来シーズンの活躍が楽しみです。