ツアーで、私が初めて訪れた街。
トリノ!
(「ツアーで」シリーズはこれが最後です。)
最終公演地はイタリアのトリノでした。
ツアーもこれで終わり。
最後はWho Cares?を踊るだけ!と、イタリア人の元同僚が友達を引き連れ公演を見に来てくれるので、踊れる事を楽しみにしていたのですが…
当日の朝。
監督からWC?(Who Cares?)ファーストグループ宛にメール。
キャストチェンジのお知らせでした。
形だけの申し訳なさそうな長い言い訳が書いてあったけど、こうなる事はツアーが始まる前から分かっていた事でしょ!?という内容で、その後話しに来てくれることもなく、苛立ちと悲しさとでイヤな日でした。。。
最初から踊らない日と分かっていたらこんな気持ちにならなかったのに…
ブカレスト時代の元同僚が見にくるのに、出番が何も無いなんて
イタリアには元から良い思いが無いのに、また更にネガティブな思い出が加えられました
踊りはしませんでしたが、終演後、その同僚に会えてお話も出来たので良かった
凄く懐かしくて楽しかったです
見に来てくれてありがとうです
と、そんな最終公演日でしたが、その前日にはトリノを散策しました。
簡単に写真だけのせます!
開けてもらうのを待ってる後ろ姿が可愛過ぎました
さぁ、ツアーはこれで終わり!あとは帰るだけ!!
『タルサにすぐ帰るグループ』と『ヨーロッパを少し楽しんでから帰るグループ』とに分かれ、私は『すぐ帰るグループ』で帰国。
ただ早く帰りたいだけなのに…
なのに、
なのに、
またトラブル!!!
原因はバードストライク。
機体エンジンに何故かアヒルが入り込んだせいで(鳥じゃない!)、海を渡れない状態と判断され、出発地に引き返す事になりました。
1時間半程飛んだのに…
てか、なんでアヒル???
どっから来た???(笑)
まぁ、その飛行機、
飛行機の進路も見れない不良モニター。。。
という事で、航空会社側のトラブルだった為手当があり、ヒルトンホテルで眠る事が出来たり、朝食を食べれたりはしましたが、お陰でタルサに着いたのは予定日の次の日でした。
海に落ちるよりかは遥かに安全で有り難かったのでね…
それは分かっていても、やっと帰れると思っていただけにどっと疲れがきました
航空会社との手続き後、私たちの『すぐ帰るはずだったグループ』は『ソルトレイクシティ経由で早く帰れる組』と『シカゴ経由で待ち時間が長い組』とに別れてしまい、私は運良く『ソルトレイク組』で帰れたのでまだ良い方でした!!
我先にと手続きをしてゆく人たちの中、ほんとの一番最後まで待ってたからかな!?
『残り物には福がある』って程の福では無いけど、そんな感じ!?(笑)
今回のツアー。
呪われていたのか、初っ端からトラブルだらけでした!!最後の最後までトラブルに終わるとは
スーツケース
↓
空港から
仮の新しいスーツケースを貰う
↓
そのスーツケースもまた
空港職員の雑な扱いで破壊
🇪🇸衣装を失くす
🇳🇱一時間半程飛んだ飛行機がバードストライクで出発地に引き返す
🇳🇱何処の誰だか分からないツアーマネージャー(カンパニーメンバーでは無い人…)による予定の大幅な乱れ
など…
ホテル室内がトイレ下水臭が漂っていて消えないなどと、悪かった面を細かく言い出したらキリが無いですが
4年前のヨーロッパツアーとは比べ物にならないくらい酷かったツアーだったみたいです。。。
(私がタルサバレエに入団する前にあったツアーと比べての事。他の団員が口を揃えて言っていました。)
みんなが無事だった事が何よりですが、呪われたツアーでした。
ほんと、みんなが、何事も無く元気に帰ってこれたから良かった。。。
と、そんなツアーでしたが、またヨーロッパに戻ってこれたのは凄く嬉しかったです
ヨーロッパの街並みはやはり綺麗でした!
ではノシ
PS: