世界バレエ・フェスティバルが始まりましたね。これから2週間のバレエのお祭り、世界中のスターを観ることができて楽しい毎日となります。
7月27日には、全幕特別プロでミリアム・ウルド=ブラムとマチアス・エイマン主演、東京バレエ団の『ドン・キホーテ』公演がありました。
私も観に行ったのですが、ゲストの二人が早くから来日してリハーサルに参加していたためか、とてもよく東京バレエ団に馴染んでいました。
ミリアム・ウルド=ブラムは愛らしく少しだけ色っぽいキトリで、上半身の美しさ、特にポール・ド・ブラやエポールマンが絶品でした。ドルシネア役を踊った時には、まるでお姫様のようで、ふわっとしたグランジュッテ、柔らかい腕使いや着地も素敵でした。マチアス・エイマンは、足先がとにかく美しくて一つ一つのパがくっきりと見えていました。3幕のグラン・パ・ド・ドゥで見せた軽やかな超絶技巧、特にトゥール・アン・レールしながらバットマンするようなテクニックが鮮やかでした。そして何より、パリ・オペラ座でもよく組んでいるペアならではの、息がぴったり合っていて、しっかりとドラマを作ってくれていたのが良かったです。
東京バレエ団のこのプロダクションは、カンパニーにとても合っていて、テンポもよく、街の賑やかな雰囲気もよく出ていました。男性ダンサーも長身で見栄えが良い人が増えています。妖艶でダイナミックなメルセデスの奈良さん、きびきびした動きで軽やかなキューピッドの足立さんが特に光っていました。野営地でのジプシーの群舞もとても迫力がありました。またエレガントさを持っている木村和夫さんのドン・キホーテが素敵でした。
さて、この楽しかった「ドン・キホーテ」の公演がテレビ放映されます。
http://www.tv-asahi.co.jp/ch/contents/variety/0288/
CSのテレビ朝日チャンネル2で、9月30日(日)午後2:00~4:30から
ノーカットでの放映で、舞台裏映像なども観られるそうです。これはとても楽しみですね。
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さらに、今後のラインナップとして、
英国ロイヤルバレエ団選りすぐりのスターダンサーが勢揃いし、英国バレエ最高峰の舞台をお届けする「ロイヤルエレガンスの夕べ」、
英国ロイヤルバレエ団プリンシパル、平野亮一が主役を務めた「冬物語」(2018)、
高田茜が出演したアシュトン・トリプルビル「真夏の夜の夢/シンフォニック・ヴァリエーションズ/マルグリットとアルマン」(2017)
をこの秋放送するとのことです。
放映リクエストも受け付けているようですよ。
http://www.tv-asahi.co.jp/ch/contact/