小野寺修二×首藤康之シリーズの『空白に落ちた男』『ジキルとハイド』『シレンシオ』に続く、新作・第4弾は『斜面』。作・演出・出演の小野寺曰く、”「斜め」とは、苦しいようで自らその負荷をかけている部分もあり、希望に満ちていること”。
主演の首藤が演じる人物は、
「いたって常識的なある男。人当たりがよく明るく、礼儀正しい。
条件に恵まれ不自由ない人生、に思える。だがしかし。
彼の心の深淵。裏側にある奥底。汚い部分醜い部分陰の部分。
目に見えない、誰にも知られていない秘密の項がある。
これは特別な男の話だろうか」
と、ミステリアスに満ちている。
その他の出演は、王下貴司、雫境、藤田桃子。小野寺ワールドの、スリリングで雄弁なダンスパフォーマンスに今回も期待が高まる。