圧巻のステージで魅せるミュージカル『マタ・ハリ』。東京公演は2月3日(土)から18(日)まで

 2016年に韓国で世界初演されたミュージカル『マタ・ハリ』。実在した人物マタ・ハリの数奇な人生を描いた本作は、累計約20万人を動員数を記録。人気作曲家フランク・ワイルドホーンの楽曲とともに、新たに日本版として生まれ変わる。

 舞台は1917年の第一次世界大戦中のパリ。踊り子として誕生したマタ・ハリは、ふたりの男性によって大きく運命が変わってゆく。オリエンタルな魅力と力強く美しいダンスで、パリ市民たちを魅了するマタ・ハリの名声は国外にも鳴り響き、戦時下のヨーロッパを国境を越えて活動する自由を手にしていた。
 その稀有な存在に目をつけたのが、フランス諜報局のラドゥー大佐。マタ・ハリにフランスのスパイとなることを要求し、もし断れば、彼女が人生を賭けて隠してきた秘密を暴くと迫る。マタ・ハリの運命を変えるもう一人の人物アルマン。大佐ラドゥーの部下としてある極秘任務を命じられていた。

 マタ・ハリを演じるのは、元宝塚歌劇団トップスターの柚希礼音。2014年には武道館で単独コンサートを実現させた歌唱力の高さには定評がある。スラリとした長身と華やかな存在感は、観客を魅了したマタ・ハリをそのまま彷彿とさせる。

 大佐ラドゥーは、佐藤隆紀/加藤和樹のダブルキャスト。佐藤は、日本の男性ヴォーカルグループLE VELVETS(ル ヴェルヴェッツ)でも活躍中。国立音楽大学演奏学科・声楽専修出身の美声はまさに圧巻。ぜひ生で体感して頂きたい。
 甘いマスクと人気の高さで演劇界を牽引する加藤は、アルマン役とのニ役も演じる大役に挑む。柚希とのパートナリングも見応えがある。アルマン役は東啓介とのダブルキャスト。
 新人パイロットのピエール役には西川大貴と百名ヒロキが配役。葛藤する青年の真に迫る演技力に心を揺さぶられる。フランス首相のパンルヴェに栗原英雄、マタ・ハリが唯一心を許す友の衣裳係・アンナには和音美桜、ドイツの高等将校ヴォン・ビッシングを福井晶一が演じる。主役から準主役にいたるまで、実力派俳優たちの迫力のステージを堪能してほしい。

 

提供:梅田芸術劇場

提供:梅田芸術劇場



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