パ・ド・カトルは1845年初演されて以降、トップバレリーナ4名が表現力や技量を競い合う作品として長く愛されている名作のひとつ。新国立劇場バレエ団で上演されるアントン・ドーリン振付の「パ・ド・カトル」は1941年に初演を迎えた。
ヴィクトル・グゾフスキー振付の「グラン・パ・クラシック」は、1949年パリのシャンゼリゼ劇場で初演。優雅なアダージオと高度なテクニックを要求されるパが見どころ。
ジョージ・バランシン振付の『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』と『シンフォニー・イン・C』は、バランシン特有の回転と跳躍をふんだんに織り交ぜたスピード感溢れるスリリングな踊りが堪能できる。2018年を飾る新しい門出に、華やかな気分で幕を開けたい。
『パ・ド・カトル』
本島美和/寺田亜沙子/木村優里/細田千晶
『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』
米沢 唯/奥村康祐
『グラン・パ・クラシック』
小野絢子/福岡雄大
『シンフォニー・イン・C』
米沢 唯/福岡雄大/小野絢子/菅野英男/池田理沙子/渡邊峻郁/木村優里/井澤駿