下村由理恵と今井智也の初共演〈DANCE for Life 2017〉『ロミオとジュリエット』ほか

 記念すべき第10回目を迎える篠原聖一の演出・振付のバレエ・リサイタル〈DANCE for Life 2017〉は、初演作品と受賞作品の3作品を贈る。『グラズノフ パ・ド・ドゥ』(2001年初演)には、奥田花純と浅田良和のペアと、『Out』(1999年初演)は、金子優、大長亜希子、平尾麻実、荒井英之、高比良洋、檜山和久がキャスティング。

 そして、2006年度文化庁芸術祭大賞を受賞した『ロミオとジュリエット』(全2幕)には、初共演となる下村由理恵と今井智也が登場。踊る女優としても名高い下村のジュリエットが、今井のロミオとどんなドラマを生み出してくれるのか楽しみ。本作でもうひとつ重要な鍵を握る運命役には、当たり役の佐々木大が配役。

 また、主演の脇を固める豪華なキャスティングにも注目が集まる。ティボルトに沖潮隆之、マキューシオに浅田良和、ベンボーリオに高比良洋、パリスに逸見智彦など、コール・ドに至るまで実力派ダンサーが名を連ねる。総勢44名の層の厚い舞台に期待したい。

 



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