in my room





東京から西に突き進むのぞみに運ばれています。

新幹線に運ばれながら、こう考えた。
とかくに人の世は住みにくい(笑)

昔から宇多田ヒカルが好きで、彼女の好きな本が金閣寺だと知った時に、安心したことがあります。
僕には好きな本はありません。読み終わって、果たしてこの作者の意図を正しく理解して読めたのか?とか考え出します。自分の感想が正しいのかどうかは作者に聞かないと分かりません。果たして正解なんてあるのか?「読者に感じ方は任せます。」とは言われても、絶対に作者の意図、意思は存在するのに。
「この本はこうだよ!」と誰か偉い先生が示してくれたら、それを鵜呑みにして、自分は考えるのを止めたいな。と、思ってしまいます。間違った読み方をしているんじゃないか、と。自信がないのです。
なので、金閣寺が好き。と言えるのは羨ましいな、と思ったのでした。そして金閣寺という作品をちゃんと理解して、好きだ、と言えるということが、宇多田ヒカルの詩に奥行きを想像させる要因のひとつとして加わりました。
まあ、僕が宇多田ヒカルを好きなのはどうでもいいんです。ただ新幹線の中が暇なせいで、そんなことをブログに書いている次第です(笑)暇だと人間いらんことばかり考えてしまいます。バレエも同じ、必要ないものこそ、人を人らしくさせるんですけどね。てきとーにまとめます(笑)書き出すと際限ないので。

明日は神戸でくるみ割り人形を踊ります。
忙しい日々が続き、なかなか練習時間を作れませんでしたが、夜のボーイズクラス(9月から受け持っています。詳しくはまた別の記事で)のあとなんかに練習しました。
ドイツのバレエ学校もKバレエも先輩の浅野さんに、たくさん助けていただきました。明日、楽しんでいただけたら幸いです。

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