ダンサー田中泯が彫刻と踊る!? 特別番組〜天才彫刻家ジャコメッティを訪ねて〜

 20世紀のヨーロッパを代表する彫刻家のひとり、アルベルト・ジャコメッティ美術展の開催を記念し、ダンサーの田中泯がスペシャルゲストとして特別番組に出演する。
 
 ジャコメッティの作品に関心を抱いていたという田中が、「歩く男」と対面し、その彫刻から得たインスピレーションを踊りに表現するという試み。

 曰く、「ジャコメッティのことは、高校1年生の時にはもう知っていました。強烈でした。人の身体が、ほんとに細く、長く、引き伸ばされたっていう感じで、きゅーっと。飴のように引き伸ばされた人の身体を作っている人がいるっていう印象でした」

 ”自分の踊りとジャコメッティの作品に通じるところは?”の問いには、
「すごい感じます。この人と身体の軸を合わせてみたいと思ったり、そういう衝動はすごく湧きます。ジャコメッティが両手で、骨に素材をくっつけていく、その手の感触と、彼の頭に湧いてくるイメージの関係はどうだったんだろうか」と思いを馳せる。

 また、ジャコメッティ展は11年ぶりの開催となっており、初期から晩年まで135点もの美術作品が展示されている。

 



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