小林紀子バレエ・シアター、日本初演2作品を抱え「マクミラン没後25周年記念公演トリプル・ビル」開催

 第112回小林紀子バレエ・シアターはマクミラン没後25周年を記念し、「La Fin du Jour」「春の祭典」「バレエの情景」のトリプル・ビルを開催する。

 日本初演となる「La Fin du Jour」は、モーリス・ラヴェルのピアノコンチェルトに乗せたマクミランの代表作の一つ。1930年代に流行したゲランの香水から「L’ hours Blue」というタイトルを付けたかったものの、ラヴェルがお気に召さず、「La Fin du Jour」と決まった、という逸話が残っている。演奏はピアニストの中野孝紀が担う。

 「春の祭典」も日本初演となり、主役の生贄役は当初女性に振付けられた作品だったが、今日では主男性ダンサー2名によって踊るレパートリーとなっている。「バレエの情景」はフレデリック・アシュトンの振付作品で、イゴール・ストラヴィンスキーの楽曲で構成。
第76回公演では吉田都が客演したことでも話題を集めた。本公演は、萱嶋みゆき/真野琴絵のダブルキャストとなる。

 主演は、同バレエ団のミューズ島添亮子、アントニーノ・ステラ(ミラノスカラ座バレエ・プリンシパル)、ジェームス・ストリーター(イングリッシュ・ナショナル・バレエ団)と高橋怜子。演奏は、東京ニューフィルハーモニック管弦楽団。

 

2012年公演「アナスタシア」より

 



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