blue is the warmest color








海賊が終わり、一息つく間もなく、今日からドイツの森をさ迷います。

ジゼルではヒラリオンを演じます。
ヒラリオンは、ジゼルに想いを寄せる男性。
野暮ったい、田舎者。ジゼルに愛を押し付けます。ちょっと悪者のイメージ。というのが従来のヒラリオンです。その通りに僕も思っていましたし、そう演じるダンサーがほとんどです。

「猟ができるんだから、ヒラリオンだってそんな馬鹿じゃないはず」という熊川監督の言葉を聞いたときは目から鱗でした。

極端な例え、 ジゼルに花を贈ったり、すごくロマンチックな男性でもいいんです。(極端な話ね)
役の表現は奥深いと、改めて思いました。
イメージは崩さず、でも現代に合った解釈やダンサーの気持ちも盛り込まないとお客さんには届かない。と。

写真は関係者用の螺旋階段です。
出演者の心を落ち着ける青。
東京文化会館にはもうひとつ、一般の方も行ける赤い螺旋階段もあります。こちらは、興奮させるため。

ジゼル、劇場でお待ちしています!

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