回転客席で魅せる新感覚のエンターテイメント、劇団☆新感線『髑髏城の七人』シリーズ堂々開幕中!

 2017年3月にオープンした「IHIステージアラウンド東京」。客席が360度回転するというアジア初の円形客席が誕生した。何がすごいのかというと、「セットチェンジに暗転が不要」=「次の場面を追いかけるように、客席が回転する」という斬新な仕組み。当然、忙しくなるのは客席を360度取り囲む広い舞台を大移動しなくてはならない出演者たちだが、観客にとっては物語の世界観にどっぷりと没入できる贅沢な空間が味わえることになる。

 こけら落とし公演には、ONWARD presents 劇団☆新感線『髑髏城の七人』が、「花」「鳥」「風」「月」の4つのシーズンごとに、1年と3ヶ月間に渡って異なるキャスト&ストーリーで展開する大型プロジェクトが誕生。『髑髏城の七人』Season花が3月30日から華々しく開幕し、完売の公演日が続出という盛況ぶりをみせ、5月31日に幕を閉じた。

 続く『髑髏城の七人』Season鳥も、6月27日(火)から9月1日(金)まで1ヵ月以上にかけてのロングステージとなる。
出演は、阿部サダヲ 森山未來 早乙女太一 松雪泰子など、「花」に続きこちらも豪華なキャスティング。TVドラマ「恋ダンス」の振付で話題を集めたMIKIKOが、日本を代表するダンサー森山未來を相手にどのような手腕を発揮してくれるか楽しみだ。ダンスと歌がふんだんに散りばめられているというので期待したい。

 〝鳥”の開幕となった初日の27(火)、森山は本番直前の心境について、「まずはとにかく怪我がないように75公演走り抜けたい。個人的には4度目の劇団☆新幹線、そして2度目の天魔王。力強く魅力的なスタッフ、キャストとともに、『夏の髑髏城チャンピオン祭り』を盛り上げていきます!」と意気込みを語った。

 物語の舞台は戦国時代真っ只中の1590年。天下統一を目指す豊臣秀吉の軍勢と対抗する関東髑髏党らが暴れまわるチャンバラアクション時代劇。絢爛豪華な衣裳にも要注目だ。

 

C)2017『髑髏城の七人』鳥,(撮影:田中亜紀)

C)2017『髑髏城の七人』鳥,(撮影:田中亜紀)







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