8月からの大阪・名古屋・東京での「ルグリ・ガラ ~運命のバレエダンサー~ 」来日公演を控え、ボリショイ・バレエ プリンシパルのオルガ・スミルノワとセミョーン・チュージンの対談インタビューが6月に都内で行われた。
本公演は、ルグリと共に来日する先鋭ダンサーたちとピアニストの総勢約17 での出演となる。
セミョーン・チュージンが、ルグリと出会ったはじめての舞台については、「『ヌレエフガラ』に呼んでいただき、その後『ドン・キホーテ』全幕にも声をかけてもらいました」。
ボリショイ・バレエのスターダンサーとして現在注目を浴びるチュージンに、ルグリの目が留まるのも必然なのだろう。
一方の、オルガ・スミルノワは、「ルグリさんとの出会いは、セミョーンが与えてくれたんです。彼が、ウィーンで『白鳥の湖』を踊るパートナーとして私を指名してくれました」。そのヌレエフ版の「白鳥の湖」は、ステップの細かさなどさらに難易度を求められる作品だ。
「ルグリさんのニュアンスを自分のものにしたくて、全身全霊で練習をしました」
スミルノワは、2011年にボリショイバレエに入団し、2016年にプリンシパルに昇進した今をときめくトップバレリーナである。
本公演でスミルノワとチュージンは「じゃじゃ馬馴らし」、「グラン・パ・クラシック」、「ファラオの娘」、「ジュエルズ」”ダイヤモンド”の4作品で共演する。
出演作への意気込みについてスミルノワは、「この中でも特に『じゃじゃ馬馴らし』を披露できることになってとても嬉しいです。これはチュージンと私のふたりのために、ジャン=クリストフ・マイヨーさんが創作したアダージオなんです。マイヨーさんは、ダンサーの特徴やキャラクターをよく考慮して作品を創る振付家です。
それを私たち自身で踊れることは本当に嬉しいですし、踊っていて気持ちが良いです。そして、この作品を今回日本の皆さんにお見せできることをとても楽しみにしています」