海賊千秋楽






今日の香川で、海賊公演が千秋楽を迎えます。

今年はKバレエ以外での舞台も含めると、合計10回もランケデムを踊ります。
ランケデム祭りです(笑)

ランケデムを初めて踊ったのはベルリンのコンクールでした。
2014年、ルーマニアで一緒に踊っていた奥野凛さんと、Tanzolympというコンクールのパドドゥ部門に出場した時です。
コンクール嫌いな僕が、珍しくやる気になり、奥野さんと出場しました。
なんでやる気になったのか、今となっては覚えてませんが(笑)
ランケデムは、当時の僕の踊りたい役のひとつでした。繰り返し見ていたマラーホフの踊る、ランケデムに憧れていました。(ちなみに、その時の審査委員にはマラーホフも)
幸い金賞を頂けました。
そのあとすぐ、ルーマニアの本公演でも踊りました。
それから数年、夢だった役は大好きな役に変わって、こうして日本に帰ってきても、踊れることになりました。

一幕のマーケットの場面では、冒頭から幕の閉まるまで、ランケデムが物語を進めていきます。

自分の思う悪役を演じたつもりですけど、知り合いからは、「頑張って悪ぶっていたね」だって、、、やはり舞台には、その人の本質が出るものなのかな、、、(←良い人アピール(笑))
悪役は個性が強いので、演じていて楽しいです。
ランケデムは、ある意味非人間的な人物だと思っています。性善説が当てはまらないと。
人間としての情や弱さがありません。
そんな性格が魅力的だと思っています。

僕の精一杯の"悪ぶり"、劇場で。


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