日本初上陸の社会派ミュージカル『パレード』、5月18日より開幕!

 トニー賞最優秀作詞作曲賞、最優秀脚本賞受賞のダブル受賞を果たした伝説のミュージカル
『パレード』が初の日本上陸を果たす。1913年に実際に起こったアメリカでの冤罪事件を題材に、社会的ドラマを描く。

 作詞作曲は「ラスト・ファイヴ・イヤーズ」「マディソン群の橋」などの作品で現在も
ブロードウェイで活躍中のジェイソン・ロバート・ブラウン。脚本は、ピューリッツァー賞
受賞作家のアルフレッド・ウーリー。そして、日本からは2014読売演劇大賞大賞・最優秀演出家賞受賞をした演出家の森新太郎が手がける。振付には世界的コンテンポラリーダンサーの森山開次。

 物語の舞台となるのは1913年のアメリカ南部のジョージア州アトランタ。歴史的背景を辿ると、1年前には北大西洋上でタイタニック号が沈没する事件が起き、その2年後には第一次世界大戦が勃発する。
 そんな不穏な世界情勢のなか、13歳の白人少女の殺人事件が起こる。容疑者として、ユダヤ人の鉛筆工場長レオ・フランクが強姦殺人罪で逮捕される。犯人に仕立て上げられたフランクはどうやって冤罪を晴らことができるのか。フランクを支える妻、政治家、新聞記者など様々な立場の人間の憎しみや妬み。そして1865年のアメリカ南北戦争終結からもアトランタに根付く白人、黒人、ユダヤ人などの人種問題が浮き上がる。
 この骨太且つ繊細なテーマに迫るミュージカル『パレード』の主演フランクには石丸幹二。彼の無実を信じるフランクの妻には堀内敬子。世論に立ち向かうジョージア州知事に岡本健一、事件を過熱させる新聞記者に武田真治、レオを目の敵にする検事に石川禅、反ユダヤ主義を煽動する政治活動家に新納慎也が扮する。



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