スターダンサーズ・バレエ団のトリプルビル「バランシンからフォーサイスへ」

 20世紀の世界的振付家ジョージ・バランシンの代表作と今世紀の巨匠ウィリアム・フォーサイスの3作品が、東京芸術劇場 プレイハウスにて上演される。日本のバレエ団による初演の『N.N.N.N』は、男性ダンサー4名のみの構成。元フォーサイス・カンパニーの安藤洋子と島地保武が振付指導に入ることで、どのような新しいスパイスが加わるかに期待したい。

 『セレナーデ』は、バランシンの代表作の中でも最も上演機会の多い作品に数えられる。チャイコフスキーの弦楽四重奏の優美な調べに乗せたフォーメーションは、”観る音楽”と多くの人々に魅了されている名作。本バレエ団では9年ぶりの上演となる。『ウェスタン・シンフォニー』は開拓時代のアメリカ西部を舞台に、カウボーイとダンスホールの女性たちが軽快な音楽に乗って踊る躍動感あるレパートリー。
 キャストの発表はこれからだが、両日ともプレトークが決定しているのでこちらも楽しみたい。

 

「セレナーデ」 ©Takeshi Shioya〈A.I Co.,Ltd.〉

「ウェスタン・シンフォニー」 ©Shinnosuke Hirai〈A.I Co.,Ltd.〉

 



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