普段使わない単語を引き出す

夫は日本語が話せないし、父はロシア語が話せない。だから、二人が会話するときは英語に頼るしかない。

そこに私がいると、夫のロシア語を日本語に。父の日本語をロシア語に訳すわけで
今日の会話は久々に楽しかった。
よくわからないけれどら一皮むけた感じ。
テーマはCO2削減、あっという間に二時間過ぎた。

ロシア語は水素、Hのことをアッシュと言う。
h2だとアッシュ ドバー。
我々日本人はHをエイチと読む。
これはまだ慣れてるんだけど、(グリシコのトウ・シューズのハード/H もアッシュとかアシュカって読むから)
CO2、我々日本人はシーオーツーと読むじゃん!これをロシア人、ツォードバーって読む!二酸化炭素ならウグレキスラロードって読む、ウグレは石炭から、キスラは酸、ロードは産に値するのかな訳すと。
私はこれ知ってても、普段使わないからツォー頭の中でco2て単語が並んだらそれは
シーオーツーとしか声に出てこない。夫のためにツォードバーと言いたくても、シーオーツーでしかないわけ。これは、青信号がそこにあれば、これはロシア語では緑色の扱いになると200%理解していても、青色とロシア語で言ってしまう、というかそうとしか発声できないのと同じ。

あと、訳していてごっちゃになったけどならないように頭整理した単語、
原発、これはロシア語でアエス。
Атомная(Atomの) электростанция(electronicの station)から 頭文字でАЭСと略す。

しかし言葉として喋っているうちに、ロシア語は語順も格変化を怠らなければ、あんま関係ないので、
「ゲンパツ」と日本語から短いのにロシア語に翻訳したあと口で発する間に「エレクトロスタンツィヤ、ああアトームノイ(Atomの)」とか、思い出したかのように付け加えて発声してしまう。←(ステーションстанцияが女性名詞だから、Atomの、も女性名詞に格変化ね)
なんでだろ、アエスってほうが短いし言いやすいはずなのに、アートムナヤエレクトロスタンツィヤのほうが断然、言いやすい。はて??
理由ー?

父も夫も理系なのでこういう話は止まらないし、そうなると領土の話も出てきて、例えば国境、とか海域、深海という単語も出てくる、
これらの言葉は、ロシア語だと日常で使わないから脳内というか身体の奥底どこかに置いてる程度でしかないけど、埃を取っ払って引き出し開けた感覚。ガス、天然ガス、石炭、鉄、とかね。ロシア語は英語と似てるものも多いけど、たとえば鉄はジェレーザって言うし、違うよね。熔鉱炉はロシア語だとдоменная печь,ドメンナヤペーチと読む。もちろん、女性名詞だ。

うーん日本語は、英語からさらにかけ離れているかもね?漢字だしね。でもそれって日本が独自に、発見して言葉にしたということだから、凄いよな昔の人は。日本人はやはり凄いんだよ。
経済用語だと、ロシア語は英語とあまり変わらないから勉強に困らなかったと昔、友達から聞いたのを今これ書いていて思い出した。

訳していてごっちゃになる単語、それは普段使わない言葉だけではなくて、こないだコンセントという単語が10分考えても出てこなかった。コンセントに指をつっこんだらいけません、と娘に日本語で言おうとおもったのに、コンセントが出てこなかったからロシア語で言っちゃったよ結局。こうして、バイリンガル教育が出来ていない。娘はロシア語にしか、反応しないことがある。

コンセントはロシア語でラジェートカ、イメージは黄色!あの壁に穴があるカジュアルなかんじとか、イエローな感じじゃない?
日本語でコンセント、英語でアウトレット。
子供たちに、これ何て言うのと聞かれたら何てかえすかは、そのとき頭に来たものでいいか。
コンセント、もう忘れないぞ。



寝るw



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