『ラ・シルフィード』と〈グラン・ガラ〉の2つの魅力的なプログラムを携えるパリ・オペラ座バレエ団2017

 パリ・オペラ座で1832年に世界初演されたロマンティック・バレエの名作『ラ・シルフィード』。その本家本元の同バレエ団の公演が、いよいよ3月に迫る。出演は、ミリアム・ウルド=ブラーム/マチアス・エイマン、アマンディーヌ・アルビッソン/マチュー・ガニオ、リュドミラ・パリエロ/ジョシュア・オファルトの豪華3キャスト。そして2016年12月にエトワールに任命されたばかりのレオノール・ボラックがエフィー役で登場。

 

『ラ・シルフィード』(c)Ann Ray_OnP

 

   〈グラン・ガラ〉は、『テーマとヴァリエーション』『ダフニスとクロエ』『アザー・ダンス』の3作品を上演。
『テーマとヴァリエーション』は、ジョージ・バランシンがチャイコフスキーの「組曲第3番」に乗せ、祖国ロシアへのオマージュ作品として創作。
 ローラ・エッケに代わり、ドロテ・ジルベール/マチュー・ガニオ、ミリアム・ウルド=ブラーム/マチアス・エイマン、ヴァランティーヌ・コラサント/ジョシュア・オファルトの3キャストに決定。コラサントは、入団6年目でプルミエール・ダンスーズに昇格した期待の星。

 

『テーマとヴァリエーション』(c)Ann Ray_OnP

 

 日本初演となる『ダフニスとクロエ』はギリシャ神話をモチーフにしており、前芸術監督バンジャマン・ミルピエの振付作品としても注目度が高い。この舞台美術を手がけるフランス人のダニエル・ビュランは、2007年に世界的に権威のある高松宮殿下記念世界文化賞の絵画部門で受賞した一流アーティスト。
 そしてレオノール・ボラックと同様、2016年12月にエトワールに任命されたジェルマン・ルーヴェの出演も決定しており、アマンディーヌ・アルビッソンとのパートナリングにも期待が高まる。エルヴェ・モローとオレリー・デュポンの黄金ペアも見逃せない。

 

『ダフニスとクロエ』(c)Agathe Poupeney_OnP

 

  『アザー・ダンス」は、名作 『ウェストサイド物語』の振付家として有名なジェローム・ロビンズ の作品。
リュドミラ・パリエロ/マチアス・エイマン、ドロテ・ジルベール/ジョシュア・オファルトの2キャストによる上演となるが、ショパンのマズルカとワルツの楽曲を用いた本作は踊り手の個性が色濃く反映され、2015年の世界バレエフェスティバルでも上演されており、日本でも人気が高い作品。
 オレリー・デュポン芸術監督の初来日公演となる、パリ・オペラ座バレエ団の新境地に立ち会いたい。






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