目の前で妊婦が黒い血を流しながら死産した光景が、よくフラッシュバックして、暫く震えが止まらない。
あれは夜で、夜勤の医者は病院にすらいなかった。私ら大部屋にいた妊婦や流産の患者で彼女を助けようと必死で廊下に出て医者来て!と叫んだり、消毒液や点滴を探したりしたが医者は来なかった。来たのは3時間後、もうほとんど朝でした。
いつ消えるんだ、私の記憶から
消えることは無いのかね
ワクチンで殺された姪と、殺した医者の発言も
日本にいるのに夢で見る。
私の中で、強姦とホームレス生活さえ、些細な事となった。
ある程度大人になってから、ロシアの政治情勢をせめて机上の空論上でいいから理解した上で、
ロシア文学が好きとか、ロシア語に興味があるからロシアへ遊学していたなら、ロシアの病院や補助金制度、ロシア国民の民度の低さに私ほどショックを受けなかったのだろう。
私はロシアなんて全く知らずバレエだけ見て考えてロシアで税金納めて働いていた矢先、深く考えず子供を作ることにして妊娠したら
ロシアの現実を知った。そして大ショック。
ロシアバレエに憧れてロシアに来た自分を否定するしかなくなった。親を恨んでも仕方がないので。確かに14歳だった私は親のススメでロシアへ行ったが、その後は自分の意思でロシアに残ったのだから、親のせいにしてはならない、自分の選択である。
産後も粘ってロシアでバレエ団復帰したものの
もう無理でした。
あそこまで一度嫌いになると、もう何をしていてもダメ。ロシア、無理。
永住権あるけど、何の役にも立たなかった。取得のために税金やら利子だけ国に余計に取られた永住権。
日本は、税金納めていれば外国籍でも助成金をくれる太っ腹な国。他にもそういう国はあるのかもしれないけど、私はロシアと日本にしか税を納めたことが無いから他の国がどうとか関係無くて、ロシアにしか恨みが無い。
ロシアバレエが憎いのではなく、ロシアの国そのものに、私はもう本当に今は無理になっていて、それは素晴らしい日本(というか常識的なだけかもしれないが途上国ロシアから来た私にとっては日本は天国)との格差に精神的についていけてない。
本当に、気持ちがついていけてないのだ。
まだ、時間がかかるだろう。
それから昨日は妊婦検診で、娘も連れていったら、産婦人科医に子供が好きそうな色合いのシールをもらった。
ロシアで私が悪阻で痩せる愚患者しかも子供を産んではならない容姿体型なせいで検査が多いから書類が増えて、その書類を母子手帳に糊で貼らないといけないから私のせいで糊が無くなった、医者は給料が低いのに私のせいで糊買わないといけない。
と担当医に責められディスられまくったことのある私は(過去記事参照)
娘がシールもらって大喜びしてるのを見て
視覚的には理解したが頭がついていかなかった。医者も娘を見て笑顔だった、どうしてこんなに普通に時間が流れていくのだろう。
ここはあの、糊で騒ぐ医者のいる時代と本当に同じなんだろうか。
どんな批判があろうとなかろうと
日本は素晴らしい国です。
日本国籍を幾度もバレエのため、ロシアでバレエを続けるために棄てようとした自分にこれからも恥ながら生きていく。
私は、生まれ変わっても日本人を選ぶ