来週3月21日（土）、22（日）に控えた東京バレエ団『ラ・シルフィード』が日程通り無事開催される。
『ラ・シルフィード』は19世紀の前半にフィリッポ・タリオーニが原案・振付を担い、パリでの初演は大成功を納めた名作。スコットランドの深い森を背景に空気の精のラ・シルフィードと青年ジェイムズの恋物語を描いた作品である。白い妖精たちが舞う幻想的な世界は「バレエ・ブラン」（白いバレエ）と呼ばれ、ロマンティック・バレエの代表作となっている。
また、両日ともプレトークの開催が決定しており、講師にはバレエ研究家の鈴木晶（法政大学名誉教授）が登壇。それぞれ異なるテーマで語られる『ラ・シルフィード』のレクチャーも楽しみにしたい。
○2020年3月21日（土）
ラ・シルフィード：沖香菜子
ジェームズ：秋元康臣
エフィー：秋山瑛
ガーン：和田康佑
マッジ：柄本弾
パ・ド・ドゥ：中川美雪、生方隆之介
○2020年3月22日（日）
ラ・シルフィード：川島麻実子
ジェームズ：宮川新大
エフィー：三雲友里加
ガーン：樋口祐輝
マッジ：森川茉央
パ・ド・ドゥ：金子仁美、池本祥真