島添亮子、米沢唯が令和元年度(第70回)芸術選奨文部科学大臣賞受賞/秋元康臣は新人賞受賞

 令和2年(2020年)3月4日、文化庁は令和元年度(第70回)芸術選奨文部科学大臣賞及び同新人賞の受賞者を発表。
 舞踊部門からの受賞は3名で、芸術選奨文部科学大臣賞は小林紀子バレエシアター プリンシパルの島添亮子と新国立劇場バレエ団プリンシパルの米沢唯の2名と、新人賞は東京バレエ団プリンシパルの秋元康臣が受賞した。

 前年の同賞は小野絢子が受賞しており、新国立劇場バレエ団にとっては2年連続の受賞者輩出となっており、米沢は、2017年に芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞しており、その受賞から3年目という短期間で大臣賞を受賞するという快挙となった。

 贈賞理由に、「既に完成された高い領域に達していてるが…」とあるように、技術力、演技力、音楽性や役柄に対する深い洞察力が今回の受賞に至ったとみられる。
 2020年2月下旬に上演されたばかりの新国立劇場バレエ団『マノン』でも、女性バレエダンサーにとって難役のひとつであるマノンを、堂々たる技量と演技で、相手役の英国ロイヤル・バレエのプリンシパル、ワディム・ムンタギロフと絶妙のパートナリングで魅了した姿は記憶に新しい。

 



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