近藤良平が語る、コンドルズ× 豊島区民 『Bridges to Babylon -ブリッジズ・トゥ・バビロン-』

 東京建物 Brillia HALLこけら落としシリーズとして、なんと、総勢180名の公募出演者とともに上演される、コンドルズ× 豊島区民 『Bridges to Babylon -ブリッジズ・トゥ・バビロン-』。この新作について、構成・映像・振付の近藤良平に見どころを伺った。

 

C)HARU

  ー 新作タイトル「Babylon」に込めた想いは?

 次なる地へ。「高み」にあるところへ目指す、志しのようなもの。
 
  ー 新作は、どのような舞台になりそうでしょうか?

 今回の公演は祝祭的な意味もある。ほぼそれである。人類の営みと同じく、
節目節目で人々は、神が舞い降りるような大きな出来事を起こす。
 例え現代であっても、ひとつの出来事を記憶に残る祭事として、その跡を残したい。コンドルズ的な手法でシャーマニズム、群衆の波、現代に立ち向かっていく姿を表現ししたいと思う。
 
 ー 逆に、コンドルズで「これは絶対やらない」といった哲学・こだわりはありますか?

 僕らの考えでは「模倣」「ジャンル」という言葉はない。
「すべての芸術は2000年前より遙か前にやりつくされてきた」ということを前提に、自分達の行うすべての可能性をつぶさない形で、実現工夫する意識がある。怖がらずに振付け、演出をすること。
 「絶対にやらないこと」は、心のない踊り方、見せ方をすること。常に誠意をもって、創り続けたい。



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