LOEWE CRAFT PRIZE












先日、ロエベ財団主催の、工芸品展??コンペティション??へうかがいました。

一番上の赤いやつ写真は打ち出し。
次のは、起毛素材の作品。
次は鋼の作品。
最後のは漆の作品。

見ながらふと思ったのは、これらの作品は機械でも作れるのかな?ということ。
最近だとAIがすごく発達して、あの仕事この仕事がなくなる。なんてことをテレビでは言っているけれど。
バレエはいつか優れたロボットができたら、生身の人間が踊ることはなくなるのかな?と。

これらの工芸品も、バレエも、色々な芸術も、きっとロボットや人工知能では作れないだろうなと思いました。
芸術作品には、アーティストが人生で経験してきた、色々なことが反映されているから。

もう一つ別のことで思うのは、コンテンポラリー作品に関して日本はとても食わず嫌いしている感がありますよね。
あまりコンセプチュアルな作品になると、無理矢理な理由をこじつけてるだけ、というのは否めないのだけど。それはまた別の話なので置いておいて(笑)

例えばカルメンはいわゆる悪女ですが、そういう悪い人には不思議な魅力があります。
山口百恵さんの影がある感じが魅力的だったり、斜陽族にも滅んでいくものと同じ謎の魅力があります。
それと同じように、ぱっと見は嫌悪感を抱くようなものでも、それが孕んでいる攻撃性や破滅性、生々しさや混沌、自由奔放な様、そういったものにもある種の魅力があると思います。

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