2018年9月に15年目を迎えたNoism1は、香港、フランス、イギリス出身の海外ダンサーたちを新たに加え、さらなる飛躍を目指す。2019年の１月と２月に２都市で新シリーズ「実験舞踊」を立ち上げ、その第1弾となる公演タイトルは、『R.O.O.M.』。
この「実験」の定義ついて芸術監督・金森穣曰く、「空間、動きの法則を仮定し、そこから何が生み出されたのかを記録・研究するというプロセスを経て創作すること」と語る。同時上演は、金森と井関佐和子によるデュオ作品の『鏡の中の鏡』。
東京公演では吉祥寺シアターという新しい場を選び、約100人の観客と濃密な空間を共有する。新たなスタートを切るNoismの息づかいを身近に感じたい。